島根県感染症発生動向調査

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島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
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島根県感染症情報（週報）　第15週（4/8～4/14）

県内感染症情報（概況）.

１）全数報告感染症（１～４類感染症）

今週は報告がありませんでした。

２）定点報告４類感染症

○インフルエンザ ：散発的な発生となり、各圏域とも10件以下の報告になりました。
○感染性胃腸炎 ：ピーク時からは減少しましたが、なお多い状態が続いています。
○手足口病 ：松江・出雲圏域で患者数が増加しています。
○流行性耳下腺炎 ：特に雲南圏域で多発しています。他の圏域では散発的な発生となっています。
○ヘルパンギーナ ：夏期に流行する疾患ですが、松江と出雲圏域から報告されるようになっています。

３）主な病原体の分離状況

　感染性胃腸炎からＡ群ロタウイルスの検出が多くなっています。また、東部・中部の手足口病から、コクサッキー A16型ウイルスの分離が続いています。

主な感染症の流行状況

疾患名	全県	東部	中部	西部
インフルエンザ	○	△	○	○
感染性胃腸炎	○	○	○	○
Ａ群溶連菌咽頭炎	○	△	○	○
水痘	○	○	○	○
手足口病	◎	◎	◎	○
流行性耳下腺炎	○	△	◎	○