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島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
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島根県感染症情報(週報) 第7週 (2/11〜2/17)

県内情報(概況) |定点報告患者数全国発生情報全数把握疾患(全国)

県内感染症情報(概況).

1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
     出雲圏域から、オウム病が1件報告されています。オウム病は合計11件 (H13年1件、H14年10件)になりました。

2)定点報告4類感染症
     ○感染性胃腸炎 :冬季の流行期にあたり、各地区から患者の報告があります。SRSV(小型球形ウイルス)によ  る集団発生も報告されています。手洗い等を十分に行い、感染予防に注意してください。
○インフルエンザ :東部で報告数が倍増していますが、その他の地区ではやや増加のスピードが緩やかになっ  てきました。
○A群溶連菌感染症 :西部の流行は減少し、報告件数はピーク時の半数になりました。
○咽頭結膜熱 :出雲圏域の報告数が増加した外、松江・雲南圏域からも報告がありました。
○水 痘 :1月の流行ピークから徐々に患者数が減少していますが、依然多くの報告があります。
○手足口病 :全県的に散発的な流行が続いていますが、出雲・益田圏域で多く報告されています。

3)主な病原体の分離状況
      インフルエンザでは、Aソ連型ウイルスが各地区から分離されています(37株)。その他、A香港型ウイルス(5株)、 B型ウイルス(1株)が分離されています。
(詳細はインフルエンザ情報をご覧下さい)

  主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ U1 U1 Y0 U1
A群溶連菌咽頭炎 D1 Y0 Y0 D1
感染性胃腸炎 Y0 Y0 Y0 Y0
水 痘 Y0 Y0 Y0 D1
手足口病 Y0 Y0 Y0 Y0
流行性角結膜炎 Y0 Y0 × Y0 Y0
インフルエンザ流行情報
 流行の推移U1急増、 U1増加傾向、 U1急減、 U1減少傾向、 U1横這、 U1報告なし
 今週:◎流行、○:やや流行、△散発、×:患者発生なし
 ※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。

凡例
 推移グラフ一覧

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