島根県保健環境科学研究所 感染症情報センター TEL:0852-36-8188 FAX:0852-36-8356 島根県感染症情報（週報）　第52週・平成14年第1週 県内情報(概況) ｜定点報告患者数 ｜全国発生情報 ｜全数把握疾患(全国)

県内感染症情報（概況）. １）全数報告感染症（１〜４類感染症）      52週：赤痢が出雲圏域から１件報告されています。 １週：松江圏域から、梅毒が１件、オウム病が１件報告されています。 オウム病の報告は、感染症法の改正以降、島根県で初めての報告です。 ２）定点報告４類感染症      　第１週は、年末年始の休診日が多く、年間を通して発生がみられる突発性発疹の報告数が1/4以下になっていて、 流行を反映していないこともあり、増減の大きい疾患のみを記します。 ○インフルエンザ ：昨年より流行の始まりは遅いですが、第１週には出雲を中心に32名が報告されるよう になっています。 ○咽頭結膜熱 ：引き続き出雲圏域からの報告がみられています。 ○水　痘 ：出雲、大田圏域を中心に発生がみられています。 ○手足口病 ：浜田・益田圏域でなお発生が続いています。 ３）主な病原体の分離状況      12月下旬から１月上旬に東部の肺炎症例から培養細胞でインフルエンザＡ型ウイルス（型未同定）が３例分 離されています。 なお、中四国ブロックでは、Ａ香港型、Ａソ連型、Ｂ型が分離されています。      主な感染症の流行状況 疾患名 全県 東部 中部 西部 インフルエンザ ○ △ ○ △ 咽頭結膜熱 ○ × ○ × 感染性胃腸炎 ○ ◎ ○ △ 水 痘 ◎ ○ ◎ ○ 手足口病 ○ △ × ○ 流行性耳下腺炎 △ ○ △ △ 　記号の説明 　◎：流行している 　○：やや流行している 　△：散　　発 　×：患者発生なし 　過去４週の流行の推移 　：急増 　：増加傾向 　：急減 　：減少傾向 　：横這 　：報告なし 　※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。 　推移グラフ一覧

島根県感染症情報（週報）　第52週・平成14年第1週