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島根県感染症情報(週報) 第48週(11/26〜12/2)

県内情報(概況)定点報告患者数 |全国発生情報 |全数把握疾患(全国)

全国感染症発生情報(概況:第47週のIDWRダイジェスト).

1)全数報告の感染症
     1類感染症: 報告なし
2類感染症: コレラ1例(推定感染地:インドネシア)、細菌性赤痢6例(推定感染地:国内3例、ベトナム、フィリピン、 インド各1例)
3類感染症: 腸管出血性大腸菌感染症13例(有症者8例)
4類感染症: アメーバ赤痢5例、クリプトスポリジウム症1例、クロイツフェルト・ヤコブ病4例(孤発性3例、家族性1例)、 ツツガムシ病13例(うち、鹿児島県3例)、日本紅斑熱2例、バンコマイシン耐性腸球菌感染症1例(遺伝子型不 明、ドレーン、便より菌検出、MIC値が基準値以上)、レジオネラ症1例(神奈川県、死亡例)、
急性ウイルス性肝炎2例{B型2例(感染経路:性的接触2例)}、
後天性免疫不全症候群4例{AIDS1例、無症候性キャリア3例、感染経路:性的接触3例(同性間1例、異性間 2例)、不明1例}、梅毒2例(晩期顕症1例、無症候1例)、
マラリア2例(三日熱2例、推定感染地:アフリカ、ベトナム)

2)定点把握の対象となる4類感染症(週報対象のもの)
      A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎、水痘は年末のピークに向け患者報告数の増加が見られてい る。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は例年の同時期よりやや多くなっており、都道府県別で は、山形県で報告数6.8と多くなっている。感染性胃腸炎の定点当たり報告数が多くなっているのは、熊本県 (18.2)、福岡県(13.7)、宮崎県(13.6)、山口県(12.8)などである。手足口病は新潟県で定点当たり2.0の報 告がある。伝染性紅斑は非流行期であるが、過去5年間の同時期と比較すると定点当たり報告数がかなり多く なっている。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は、第19週よりここ10年間で最大の定点当たり報告数が持 続している。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数が多くなっているのは、石川県(9.1)、長野県(5.7)、富山 県(5.2)、沖縄県(4.1)などである。

全国情報(2001年 第48週)定点あたり報告数
2001年 第48週全国ブロック中国地区
区分全国北 海 道東 北関 東中 部近 畿中四国九州沖縄鳥取県島根県岡山県広島県山口県



定点数4664230405124575685253364329388411961
インフルエンザ0.10.1-0.10.10.1-0.2-----


定点数30181452518145335383453921923547549
咽頭結膜熱0.10.3-0.10.10.10.1-0.10.4-0.30.1
A群溶連菌咽頭炎1.42.52.01.41.50.91.21.63.10.60.51.02.0
感染性胃腸炎10.13.68.29.89.811.29.613.911.53.96.47.618.6
水 痘2.02.22.61.72.21.82.02.24.82.01.12.02.4
手足口病0.50.70.70.40.90.40.80.10.40.51.80.70.2
伝染性紅斑0.30.40.60.30.30.40.30.20.30.20.10.10.6
突発性発疹0.80.70.80.80.70.70.90.91.41.10.50.71.1
百日せき-------------
風しん-------------
ヘルパンギーナ0.1-0.10.1-0.10.10.2-0.1--0.4
麻しん0.10.30.1-0.1---0.1----
流行性耳下腺炎2.11.72.31.63.21.61.72.60.90.82.11.60.8

定点数637296116910513764723312209
急性出血性結膜炎-------0.1--0.1-0.1
流行性角結膜炎1.01.51.11.20.70.51.01.9-1.00.71.21.0

定点数47023628675657386585219
急性脳炎-------------
細菌性髄膜炎-----------0.1-
無菌性髄膜炎0.1----0.20.10.1---0.2-
マイコプラズマ肺炎0.40.10.70.20.30.50.50.30.40.21.20.6-
クラミジア肺炎-------------
成人麻疹-------------