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島根県感染症情報(週報) 第46週(11/12〜11/18)

県内情報(概況)定点報告患者数 |全国発生情報 |全数把握疾患(全国)

全国感染症発生情報(概況:第45週のIDWRダイジェスト).

1)全数報告の感染症
     1類感染症: 報告なし
2類感染症: 細菌性赤痢3例(推定感染地:国内、インドネシア、パキスタン各1例)、 腸チフス1例(推定感染地:インド)、パラチフス1例(推定感染地:中国)
3類感染症: 腸管出血性大腸菌感染症20例
4類感染症: アメーバ赤痢6例、クロイツフェルト・ヤコブ病3例(すべて孤発性)、ジアルジア症6例、ツツガムシ病 18例(うち広島県4例)、バンコマイシン耐性腸球菌感染症4例(うち3例は愛知県内の同一施設における報告、 4例ともvanC型)、破傷風1例、レジオネラ症1例、
急性ウイルス性肝炎5例{A型1例、B型3例(感染経路:性的接触1例、不明2例)、C型1例(感染経路:刺青)}、
後天性免疫不全症候群11例{AIDS2例、無症候性キャリア7例、その他2例、感染経路:性的接触8例(異性間 4例、同性間3例、異性/同性間1例)、不明3例}、梅毒3例(早期顕症1例、無症候2例)、
マラリア2例(熱帯熱マラリア2例_推定感染地:中央アフリカ、コートジボアール各1例)

2)定点把握の対象となる4類感染症(週報対象のもの)
      A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎、水痘は年末のピークに向け患者報告数の増加が見られてい る。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎の定点当たり報告数は、例年の同時期よりやや多くなってい る。定点当たり報告数が多くなっているのは、山形県(定点当たり4.7)、鳥取県(3.3)などである。 感染性胃腸炎の定点当たり報告数が多くなっているのは、山口県(8.9)、熊本県(8.7)、福岡県(8.4)、鳥取県 (7.8)、福井県(7.3)、石川県(7.1)などである。伝染性紅斑は非流行期であるが、過去5年間の同時期と比較 するとかなり定点当たり報告数が多くなっている。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は、第19週よりここ10年 間で最大の定点当たり報告数が持続している。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数が多くなっているのは、石 川県(9.3)、長野県(6.8)、富山県(6.1)、沖縄県(4.4)などである。流行性角結膜炎は、宮崎県で定点当たり報 告数6.3、香川県で4.0と多くなっている。

全国情報(2001年 第46週)定点あたり報告数
2001年 第46週全国ブロック中国地区
区分全国北 海 道東 北関 東中 部近 畿中四国九州沖縄鳥取県島根県岡山県広島県山口県



定点数4662230405124775684853364329388411961
インフルエンザ0.1--0.10.1--0.10.10.1---


定点数30201452518165335383453921923547549
咽頭結膜熱0.10.2-0.10.1-0.1-0.1--0.1-
A群溶連菌咽頭炎1.32.41.91.31.40.71.11.32.80.30.41.32.5
感染性胃腸炎5.93.04.95.45.67.16.07.510.33.73.44.112.3
水 痘1.51.92.01.11.71.51.31.42.31.71.21.61.4
手足口病0.60.80.80.51.20.50.80.10.90.71.70.40.5
伝染性紅斑0.30.30.60.30.30.30.30.20.1-0.20.10.4
突発性発疹0.80.50.70.70.80.80.80.91.40.70.50.91.2
百日せき-------------
風しん-------------
ヘルパンギーナ0.10.10.10.10.10.10.10.10.1--0.10.4
麻しん-0.3--0.1-------0.1
流行性耳下腺炎1.61.31.81.12.41.11.52.20.50.71.71.20.9

定点数635296116710513764723312209
急性出血性結膜炎-------0.1----0.1
流行性角結膜炎1.01.21.01.10.70.61.11.6--1.21.01.8

定点数47023628675657386585219
急性脳炎-------------
細菌性髄膜炎--------0.2----
無菌性髄膜炎---------0.1---
マイコプラズマ肺炎0.3-0.50.20.30.20.60.20.21.00.80.40.6
クラミジア肺炎-------------
成人麻疹-------------