トップページカレンダー |2001年第43週(10月第4週) |グラフ一覧


島根県感染症情報(週報) 第43週(10/22〜10/28)

県内情報(概況)定点報告患者数 |全国発生情報 |全数把握疾患(全国)

全国感染症発生情報(概況:第42週のIDWRダイジェスト).

1)全数報告の感染症
     1類感染症: 報告なし
2類感染症: 細菌性赤痢12例(推定感染地:国内5例、インドネシア2例、中国、ベトナム、北朝鮮、インド、モロッコ 各1例)、腸チフス1例(推定感染地:インドネシア)、パラチフス1例(推定感染地:ネパール・タイ)
3類感染症: 腸管出血性大腸菌感染症37例
4類感染症: アメーバ赤痢6例、オウム病1例、Q熱3例(うち2例の推定感染地は、畜産関係のツアーで訪れたオー ストラリアの牧場)、クロイツフェルト・ヤコブ病2例(ともに孤発性)、劇症型溶血性レンサ球菌感染症1例、ツツガ ムシ病4例、デング熱1例(推定感染地:タイ)、破傷風3例、レジオネラ症2例、
急性ウイルス性肝炎3例{A型2例、B型1例(感染経路:不明)}、
後天性免疫不全症候群10例{AIDS4例、無症候性キャリア6例、感染経路:性行為6例(同性間4例、異性間2例)、 その他1例、不明3例}、
梅毒11例(早期顕症7例、無症候4例)、マラリア5例{三日熱マラリア2例(推定感染地:インド、パプアニューギニ ア)、熱帯熱マラリア3例(推定感染地:セネガル、タンザニア、ミャンマー)}

2)定点把握の対象となる4類感染症(週報対象のもの)
      感染性胃腸炎の定点当たり報告数は過去5年間の同時期と比べやや多くなっており、今後年末のピークに向 け患者数の増加が予想される。定点当たり報告数が多くなっているのは、鳥取県、福井県(定点当たり報告数 5.5)、三重県(4.9)、石川県、宮崎県、大分県(4.1)などである。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は、第19 週よりここ10年間で最大の定点当たり報告数が持続している。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数が多くなっ ているのは、石川県(6.7)、富山県(4.4)、沖縄県(4.3)などである。

全国情報(2001年 第43週)定点あたり報告数
2001年 第43週全国ブロック中国地区
区分全国北 海 道東 北関 東中 部近 畿中四国九州沖縄鳥取県島根県岡山県広島県山口県



定点数4625230395124475682453364329388411961
インフルエンザ-------0.1-----


定点数30101452518135335313453921923547549
咽頭結膜熱-0.2----0.1--0.10.10.1-
A群溶連菌咽頭炎0.91.71.20.81.00.60.90.82.50.30.50.91.6
感染性胃腸炎2.92.02.62.82.63.23.03.36.82.11.62.43.3
水 痘0.91.41.30.70.80.80.80.91.00.90.70.80.9
手足口病0.71.21.10.51.10.30.90.21.60.71.21.00.1
伝染性紅斑0.20.20.40.20.20.20.20.20.40.20.10.20.4
突発性発疹0.80.60.70.70.80.80.90.91.40.70.50.71.3
百日せき-------------
風しん-------------
ヘルパンギーナ0.10.40.20.10.10.10.20.30.10.20.10.10.3
麻しん-0.2--0.1--------
流行性耳下腺炎1.41.31.61.02.01.31.12.00.50.31.41.00.8

定点数633296116710513564723312209
急性出血性結膜炎---0.1---0.1-----
流行性角結膜炎1.00.91.11.10.70.71.11.9-0.70.61.31.0

定点数46823628674647386585219
急性脳炎-------------
細菌性髄膜炎-------------
無菌性髄膜炎0.1--0.10.10.10.1--0.2-0.2-
マイコプラズマ肺炎0.2-0.70.10.40.20.20.10.20.6-0.2-
クラミジア肺炎-------------
成人麻疹-------------