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島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
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島根県感染症情報(週報) 第43週 (10/22〜10/28)

県内情報(概況) |定点報告患者数全国発生情報全数把握疾患(全国)

県内感染症情報(概況).

1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
     腸管出血性大腸菌感染症が松江圏域から1件(O157)報告されています。 4類感染症の破傷風が出雲圏域から1件報告されています。

腸管出血性大腸菌感染症(O157及びO26)発生状況
 4月5月6月7月8月9月10月11月
平成12年  178223 151
平成13年122324656 94

2)定点報告4類感染症
     ○マイコプラズマ肺炎 :雲南圏域を中心に報告されています。冬季が流行期のため今後も要注意です。
○手 足 口 病 :松江圏域では減少し、益田圏域では多発状態が続いています。
○水 痘 :大田圏域を中心に増加しています。
○感染性胃腸炎 :好発期を迎え、徐々に増加しています。
○流行性角結膜炎 :前週に続いて浜田圏域から報告されています。
○無菌性髄膜炎 :松江圏域から2名が報告されています。中部・西部でも無菌性髄膜炎を疑われる症例の  報告が多く見られます。

3)主な病原体の分離状況
      感染性胃腸炎から、カンピロバクター(Campylobacter jejuni)の検出が増加しています。手足口病からはコク サッキーA16型ウイルスが分離されています。咽頭炎・発疹症・無菌性髄膜炎からエコー11型・16型・18型ウイル スの分離例が増加しています。

     主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
A群溶連菌咽頭炎 Y0 Y0 × Y0 Y0
水 痘 Y0 Y0 Y0 U1
手足口病 Y0 D1 Y0 Y0
流行性耳下腺炎 Y0 Y0 Y0 × Y0
マイコプラズマ肺炎 Y0 Y0 Y0 N0 ×
流行性角結膜炎 Y0 Y0 × N0 × Y0
 記号の説明
 ◎:流行している
 ○:やや流行している
 △:散  発
 ×:患者発生なし

 過去4週の流行の推移
 U1:急増  U1:増加傾向
 U1:急減  U1:減少傾向
 U1:横這  U1:報告なし
 ※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。


凡例
 推移グラフ一覧

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