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島根県感染症情報(週報) 第41週(10/8〜10/14)

県内情報(概況)定点報告患者数 |全国発生情報 |全数把握疾患(全国)

全国感染症発生情報(概況:第40週のIDWRダイジェスト).

1)全数報告の感染症
     1類感染症: 報告なし
2類感染症: 細菌性赤痢23例(推定感染地:国内3例、中国8例、ベトナム3例、インド、タイ各2例、北朝鮮、イラン、 シリア、ペルー、メキシコ各1例。中国の8例は同一ツアー参加者からの集団発生事例)、 パラチフス1例(推定感染地:インド)
3類感染症: 腸管出血性大腸菌感染症101例(うち22例が群馬県からの報告)。
4類感染症: アメーバ赤痢5例、クロイツフェルト・ヤコブ病1例(孤発性)、ジアルジア症1例(推定感染地:インド)、 ツツガムシ病2例、バンコマイシン耐性腸球菌感染症1例、レジオネラ症1例、
急性ウイルス性肝炎10例{A型8例、B型2例(感染経路:性行為1例、不明1例)}
後天性免疫不全症候群9例{AIDS2例、無症候性キャリア5例、その他2例、感染経路:性行為7例(同性間3例、 異性間4例)、不明2例)}、梅毒8例(無症候7例、先天梅毒1例)、
マラリア2例{熱帯熱マラリア1例(推定感染地:インドネシア)、三日熱マラリア1例(推定感染地:インドネシア)}

2)定点把握の対象となる4類感染症(週報対象のもの)
      A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は第34週より定点当たり報告数が増加傾向にあり、第40週の定点当たり報告数 は、過去5年間の同時期と比べやや多くなっている。今後、年末・年始のピークシーズンに向け患者数の増加が 予想される。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は、第19週よりここ10年間で最大の定点当たり報告数が持続 している。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数が多くなっているのは、石川県(7.0)、富山県(4.2)などである。 流行性角結膜炎は宮崎県で定点当たり報告数9.5、鹿児島県で4.0と多くなっている。

全国情報(2001年 第41週)定点あたり報告数
2001年 第41週全国ブロック中国地区
区分全国北 海 道東 北関 東中 部近 畿中四国九州沖縄鳥取県島根県岡山県広島県山口県



定点数4635230405124675682353264329388411861
インフルエンザ-------------


定点数30041452518095335303443921923547449
咽頭結膜熱-0.1----0.10.1---0.20.1
A群溶連菌咽頭炎0.61.10.70.50.80.40.60.51.60.30.30.60.9
感染性胃腸炎2.11.51.92.02.02.42.32.23.81.41.82.22.7
水 痘0.60.80.60.50.70.60.60.60.30.60.40.70.5
手足口病0.61.40.90.41.10.30.60.21.41.10.70.60.2
伝染性紅斑0.20.20.40.10.10.20.20.20.2--0.10.2
突発性発疹0.70.50.70.80.70.80.71.01.40.40.50.60.9
百日せき--------0.1----
風しん-------------
ヘルパンギーナ0.20.70.40.10.10.10.20.30.40.10.10.10.4
麻しん-0.1-----0.10.1---0.1
流行性耳下腺炎1.20.91.00.91.91.00.91.70.40.60.90.90.5

定点数631296116510513564723312209
急性出血性結膜炎-------0.1----0.1
流行性角結膜炎1.01.00.81.10.80.51.11.9--1.01.21.4

定点数46823628575647386585219
急性脳炎-------------
細菌性髄膜炎-------------
無菌性髄膜炎-----0.1-------
マイコプラズマ肺炎0.20.10.40.10.20.30.40.21.20.10.60.50.2
クラミジア肺炎-------------
成人麻疹---0.1---------