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島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
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島根県感染症情報(週報) 第38週 (9/17〜9/23)

県内情報(概況) |定点報告患者数全国発生情報全数把握疾患(全国)

県内感染症情報(概況).

1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
      日本紅斑熱が出雲圏域から3件報告されています。

腸管出血性大腸菌感染症(O157及びO26)発生状況
 4月5月6月7月8月9月10月11月
平成12年  178223 151
平成13年12232465  88
9月に入って腸管出血性大腸菌感染症の発生は少なくなり、37週以降は報告がありません。
2)定点報告4類感染症
     ○マイコプラズマ肺炎 :7月から8月には松江圏域で多く報告されていましたが、9月に入り雲南圏域で増加し てきました。今週は10件の報告があり、流行しています。
○流行性耳下腺炎 :全県では散発的な報告ですが、益田圏域で報告患者数が多くなっています。
○手 足 口 病 :東部・中部で報告されていますが、西部・隠岐では報告がありません。

3)主なウイルス分離状況
      9月に入りヘルパンギーナからコクサッキーB3,B4型ウイルスが分離されています。また、無菌性髄膜炎から、 エコー11型,18型及びコクサッキーB4型ウイルスが分離されています。

     主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
感染性胃腸炎 Y0 Y0 Y0 Y0
ヘルパンギーナ D1 Y0 Y0 D1
手足口病 Y0 Y0 Y0 Y0 ×
流行性耳下腺炎 Y0 Y0 Y0 U1
マイコプラズマ肺炎 U1 Y0 × U1 N0 ×
流行性角結膜炎 Y0 Y0 × Y0 Y0
 記号の説明
 ◎:流行している
 ○:やや流行している
 △:散  発
 ×:患者発生なし

 過去4週の流行の推移
 U1:急増  U1:増加傾向
 U1:急減  U1:減少傾向
 U1:横這  U1:報告なし
 ※疾患名をクリックすると、グラフを表示します。


凡例
 推移グラフ一覧

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