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島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
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島根県感染症情報(週報) 第32週 (8/6〜8/12)

県内情報(概況) |定点報告患者数全国発生情報全数把握疾患(全国)

県内感染症情報(概況).

  1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
      腸管出血性大腸菌感染症が浜田圏域から9件(O26)、破傷風が松江 圏域から1件報告されています。
腸管出血性大腸菌感染症(O157及びO26)発生状況
 4月5月6月7月8月9月10月11月
平成12年  178223 151
平成13年1223233   70

 腸管出血性大腸菌感染症が多発しています。8月に入って、松江・出雲圏域でのO157の続発に加え浜田圏 域では、O26による施設内での集団感染が見られています。
食肉は生食を避け、十分な加熱調理をしましょう。発生例にはヒトからヒトへの感染もみられることから、手洗いを 十分に行い健康管理に気を配ってください。

  2)定点報告4類感染症
     ○麻 疹  :出雲圏域から10例が報告され、そのうち発症年齢が10才以上で4例みられます。
○ヘルパンギーナ :前週より減少していますが、1〜4才を中心に中・西部で発生がみられます。
○手足口病 :松江圏域を中心に8例が報告されいます。
○流行性耳下腺炎 :各圏域で発生がみられ、12例が報告されています。
○感染性胃腸炎 :減少傾向にあるなかで、県央圏域から半数の18例が報告されています。

  3)主なウイルス分離状況
      無菌性髄膜炎、熱性疾患からコクサッキーB群が分離されるようになってきました。 麻疹及び発疹症から麻疹ウイルスが分離されています。

     主な感染症の3週間の動き
疾患名 全県 東部 中部 西部
ヘルパンギーナ [ N [ [
感染性胃腸炎 J A × N A
麻しん [ J × [ A ×
水 痘 N B D N
手足口病 N B J M
流行性耳下腺炎 N M K N


 記号の説明
 ◎:流行している
 ○:やや流行している
 △:散  発
 ×:患者発生なし

 ※疾患名をクリックすると、
 グラフを表示します。



凡例
 推移グラフ一覧

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