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島根県感染症情報(週報) 第27週(7/2〜7/8)

県内情報(概況)定点報告患者数 |全国発生情報 |全数把握疾患(全国)

全国感染症発生情報(概況:第26週のIDWRダイジェスト).
    
  1)全数報告の感染症
     1類感染症: 報告なし
2類感染症: コレラ1例(推定感染地:中国)、細菌性赤痢11例(推定感染地:インドネシア7例、タイ2例、中国2 例)、腸チフス4例(推定感染地:国内、タイ、インドネシア、パキスタン各1例)
3類感染症: 腸管出血性大腸菌感染症88 例
4類感染症: アメーバ赤痢4例、エキノコックス症1例(北海道)、劇症型溶血性レンサ球菌感染症1例、ジアルジ ア症2例、ツツガムシ病12例、日本紅斑熱2例(ともに高知県)、破傷風3例急性ウイルス性肝炎14例A型4例 B型6例 感染経路:性行為4例、不明2例C型2例その他2例(サイトメガロウイルス、EBウイルス各1例)クロイツ フェルト・ヤコブ病1例(孤発性) 後天性免疫不全症候群10例(AIDS2例、無症候性キャリア8例)感染経路:性行為10例(異性間5例、同性間 3例、異性/同性1例、不明1例 輸血歴もあり)梅毒8例(早期顕症5例、晩期顕症1例、無症候2例)マラリア2例 三日熱1例(推定感染地:インドネシア)熱帯熱1例(推定感染地:国不明 アフリカ)

  2)定点把握の対象となる4類感染症(週報対象のもの)
      麻疹は過去5年間の同時期と比較して定点当たり報告数がかなり多い。流行性耳下腺炎は、最近10年間の 同時期と比較して最大の定点当たり報告数が続いており、都道府県別では福井県6.1、石川県3.8、新潟県、佐 賀県、福岡県各3.7などの報告がある。咽頭結膜熱は、最近10年間の同時期と比較して最大の定点当たり報告 数が2000年第41週から続いており、夏の本格的なシーズンに向けて増加中である。都道府県別では滋賀県1.3、 京都府0.9、埼玉県、青森県各0.8などの報告がある。伝染性紅斑の定点当たり報告数は過去5年間の同時期と 比較してかなり多くなっており、埼玉県2.9、福井県、山梨県各2.2などの報告がある。流行性角結膜炎の定点当 たり報告数はやや多くなっている。

全国情報(定点あたり報告数)
2001年 第27週全国ブロック中国地区
区分全国北 海 道東 北関 東中 部近 畿中四国九州沖縄鳥取県島根県岡山県広島県山口県



定点数4627230405122675783752964329388410670
インフルエンザ0.1---0.1--0.2-----


定点数30061452518095345393363921923546649
咽頭結膜熱0.40.20.20.50.50.30.30.30.70.50.20.30.5
A群溶連菌咽頭炎0.91.21.01.01.00.60.80.72.30.50.61.11.0
感染性胃腸炎2.41.22.82.12.42.72.72.85.22.72.42.92.6
水 痘1.82.62.31.71.81.61.51.61.30.80.91.71.4
手足口病3.31.11.82.12.81.63.011.10.41.00.82.011.9
伝染性紅斑0.80.21.21.11.00.60.70.60.30.20.31.10.8
突発性発疹0.90.70.80.90.90.91.01.11.31.00.61.01.2
百日せき-------------
風しん-0.1-----------
ヘルパンギーナ6.00.83.68.25.77.47.82.06.45.94.612.82.2
麻しん0.30.70.20.20.20.20.20.8-0.30.20.40.4
流行性耳下腺炎2.22.01.32.32.91.71.62.60.31.01.31.51.8

定点数631296116710513661723312179
急性出血性結膜炎0.1-0.1--0.1-0.1---0.10.2
流行性角結膜炎1.71.71.52.31.20.81.42.7--1.42.00.8

定点数47023638477657286585209
急性脳炎------------0.1
細菌性髄膜炎-------------
無菌性髄膜炎0.1---0.10.10.10.2---0.2-
マイコプラズマ肺炎0.20.10.3-0.20.20.20.1-0.4-0.1-
クラミジア肺炎----------0.4--
成人麻疹0.1--0.2---0.1--0.4--