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平成12年9月13日
島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
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FAX:0852-36-8356

島根県感染症情報(週報) 第36週 (9/4〜9/10)

第36週_週報 /島根県数値データ /全国発生情報 /全数報告疾患(全国)

1.県内感染症情報(概況)

  1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
腸管出血性大腸菌:出雲保健所管内からO-26が1件
9月10日現在今年の累計前年合計
腸管出血性大腸菌 49人 17人
残暑が厳しく体力が弱くなっています。食品の加熱は中まで十分に!
レバー等食肉の生食はさけましょう。用便後、調理前には石鹸と流水で十分に手を洗う。
  2)定点報告4類感染症
手足口病: 夏休みが終わった頃から全県下で発生が増加しています。
ヘルパンギーナ: 東・西部で発生が続いています。
流行性耳下腺炎: 全体の発生は減少したなかで、西部では多くみられます。
感染性胃腸炎: 全体では減少に向かっているものの、西部ではなお多い状態が続いています。
麻疹: 中部から6名が報告され、そのうち2名が15〜19歳でした。
流行性角結膜炎: 引き続いて中部で発生がみられています。
  3)病原体情報
ヘルパンギーナからコクサッキーA4,A10型、手足口病からコクサッキーA10,エンテロ71型が分離されています。

主な感染症の3週間の動き
疾患名 全県 東部 中部 西部
手足口病 [ I R [
ヘルパンギーナ [ N N Z
流行性耳下腺炎 N A × J [
感染性胃腸炎 A A × M A
麻しん B A × B A ×
流行性角結膜炎 N A × O A ×


 記号の説明
 ◎:流行している
 ○:やや流行している
 △:散  発
 ×:患者発生なし
 
 ※疾患名をクリックすると、
  グラフを表示します。



凡例
 推移グラフ一覧

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