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平成12年9月5日
島根県保健環境科学研究所
感染症情報センター
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FAX:0852-36-8356

島根県感染症情報(週報) 第35週 (8/28〜9/3)

第35週_週報 /島根県数値データ /全国発生情報 /全数報告疾患(全国)

1.県内感染症情報(概況)

  1)全数報告感染症(1〜4類感染症)
腸管出血性大腸菌:雲南保健所からO-26が1件
9月3日現在今年の累計前年合計
腸管出血性大腸菌 48人 17人
残暑が厳しく体力が弱くなっています。食品の加熱は中まで十分に!
レバー等食肉の生食はさけましょう。用便後、調理前には石鹸と流水で十分に手を洗う。
  2)定点報告4類感染症
手足口病: 急激に増加し、これまでのウイルスと異なるものが流行していると思われます。
ヘルパンギーナ: 西部で発生が続いています。
流行性耳下腺炎: 全体の発生は減少したなかで、西部では多くみられます。
感染性胃腸炎: 中・西部で多いものの、全体では減少に向かっています。
流行性角結膜炎: 引き続いて中部で発生がみられています。
百日咳: 東・中部から3名が報告されています。
麻疹: 中・西部から2名報告されています。
  3)病原体情報
ヘルパンギーナからコクサッキーA4,10型、手足口病からコクサッキーA10型が分離されています。

主な感染症の3週間の動き
疾患名 全県 東部 中部 西部
手足口病 [ L X R
ヘルパンギーナ [ N N R
流行性耳下腺炎 N J M [
感染性胃腸炎 A J N A
百日せき B A A A ×
流行性角結膜炎 E A × E A


 記号の説明
 ◎:流行している
 ○:やや流行している
 △:散  発
 ×:患者発生なし
 
 ※疾患名をクリックすると、
  グラフを表示します。



凡例
 推移グラフ一覧

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