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インフルエンザの予防対策

 毎年流行を繰り返すインフルエンザは、鼻水・発熱の症状は普通の風邪と似ていますが、 原因となるウイルスが違うために高熱や関節痛、倦怠感などの全身症状をともない、短期間に大流行を起こします。
 かかると急に38〜40℃の発熱をし、小さな子供では中耳炎、気管支炎、肺炎などの合併症を 起こすことがあり、重症の場合では脳炎、脳症で死亡したり後遺症が出たりします。
 インフルエンザの流行期間中は、流行による死亡が総死亡全体を増加(超過死亡といいます) させる現象が知られており、近年では特に高齢者の死亡者の増加が注目されています。

予防対策

・栄養と休養を十分に
・人ごみをさける
・外出後の手洗いとうがい
・マスクの着用
・適度な湿度と温度を保つ

予防接種を行うこと。。。

 インフルエンザワクチンはまったく新しい新型のインフルエンザが現れない限り、どの型が 流行しても重症化防止の効果があります。(現在のインフルエンザのワクチンは、感染を直接防ぐ効果は少ない)
 特に高齢者や、心臓・肺などの慢性疾患患者、気管支喘息などをもつ小児などのハイリスク群のひとは、重症化 しないためにも、早めにワクチン接種をすることが望まれます。