・2025年４月７日から、「急性呼吸器感染症（ARI）サーベイランス」が始まりました。
⇒ 急性呼吸器感染症（ARI）サーベイランス

・この事業は、流行しやすい急性呼吸器感染症の発生動向の把握や、未知の呼吸器感染症が発生し増加し始めた場合に、迅速に探知する体制の整備などを目的としています。

・これに伴い、これまでインフルエンザ/コロナ定点として指定されていた医療機関は、急性呼吸器感染症（ARI）定点として指定されることになりました。

・また、人口や保健所数の減少等を踏まえ、国が示した定点医療機関数の削減方針にならい、以下のとおり定点医療機関数の見直しを行いました。

・定点医療機関数は減少しますが、国のシミュレーションにより、定点医療機関ごとの患者報告数を集計することで、感染症の発生動向（トレンド）を把握するうえで影響がないことが確認されています。

・これに併せて、これまでは定点把握の対象感染症ごとに、「患者数の合計（報告実数）」と「定点医療機関あたりの患者数」の両方を公表していましたが、定点医療機関数の見直しにより、今後は「定点医療機関あたりの患者数」のみを公表することとなりました。