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「設計・施工技術力向上推進委員会」の取り組み

「設計施工技術力向上推進委員会」とは?

 

 各事務所(事業所)に設置している委員会組織で、検討テーマ(設計・工事)を決め、そのテーマを各事務所職員で構成する数名(6〜8名)でワークショップ討議を行います。

 組織的に検討会が実施できること、また、活発な発言や深い議論が交わされることにより、技術力向上や職場活性の効果が期待できます。

 

検討イメージ

 

 検討会開催の状況

検討会状況その1検討会状況その2

 

 

「設計・施工技術力向上推進委員会」を設置した経緯

 公共事業費が削減されるなかで、より効率的、効果的な公共事業の執行に向け、国において、設計VE手法による機能向上、コスト縮減の取り組みが進められてきました。

 島根県においても、平成18年〜20年度に、ワークショップ形式による設計VEを試行し、今後の設計VEの方向性について検討しました。

 

 →「設計VE」についてはこちらをクリックしてください

 ワークショップ形式による設計VEを行うことによって、活発な発言と深い議論、着目点や発想の多様化など、技術力向上や職場活性効果が見られました。

 しかし、設計VEによる手法は、ある程度の知識と経験が必要で、また多くの時間を費やします。

 

 そこで、まずは、職員同士がワークショップ形式で討議できる場を設け、その上で設計VEにおける簡易的な検討手法を活用することとしました。

 その方針のもと、平成21年度より、ワークショップ形式での討議の場を設ける組織として「設計・施工技術力向上推進委員会」を各事務所(事業所)へ設置しました。

「設計・施工技術力向上推進委員会」で期待する効果

 「設計・施工技術力向上推進委員会」により、ワークショップ形式での討議を行うことによって、以下の効果が期待できます。

・事務所(事業所)内の委員会に課題を集約することで、組織的にメンバーを招集し、組織的に検討会を実施することができる。

 ・活発な意見と深い議論が期待できる。

 ・発想の多様化が期待できる。

 ・検討メンバーに参加することで、個人が持っているアイデアや提案を共有できる。

実施した結果

取り組み件数

平成24年度までの4年間で、80件の取り組みを行いました。

 

年度

設置組織数

件数

取り組み一覧

平成21年度

11

19

平成22年度

11

24

平成23年度

11

18

平成24年度 19

 

取り組んだテーマ

道路、河川、砂防、農道、治山など多様な事業で実施しています。

 (例)

 ・道路改良において、歩道幅員、ルート、工法等を検討

 ・軟弱地盤上の盛土について、施工計画の検討

 ・今後の維持管理手法を含めた落石対策の検討

 ・工事期間が限られる橋脚の耐震補強工事において、工程及び施工方法について検討など

検討手法

検討手法については、ワークショップ形式で行う以外に定めてはいません。各委員会毎に決定して実施しています。

 (例)

 ・色付の付箋紙を使用して意見を分類・整理・集約

 ・ブレインストーミング

 ・KJ法

 ・設計VE、WAVE法(簡易VE手法)、2時間VEなど

効果

検討会を実施したメンバーからは、

 ・自分の担当以外の業務、または、経験したことのない業務を検討する機会となり、勉強になる。

 ・様々な部署、または、経験を有したメンバーが参加しており、思いがけない視点からの意見やアイデアが出る。

 ・コスト縮減をより意識できる。

 ・プレゼンテーション能力の向上が図られる。

などの意見があり、ワークショップ形式での討議を実施することにより、

「技術力の向上」「コスト縮減」「技術の継承」「職場の活性化」に効果があるものと捉えています。


お問い合わせ先

技術管理課

〒690-0887 島根県松江市殿町8番地(県庁南庁舎)
TEL 0852-22-5652
FAX 0852-25-6329
e-mail gijyutsu@pref.shimane.lg.jp