広く県民が享受している森林の公益的機能が失われつつある荒廃林を再生し、水を育む緑豊かな森を次の世代に引き継ぐための取り組みを一層推進する。

　総額1億8233万円

1. 県民参加・生活環境を守る森づくり事業
2. 森づくり推進事業
3. 森と木を未来につなぐ取組

集落住民と森林の専門家により集落周辺の集落琳（里山）を点検し、その森林の機械回復をはかる。

森林所有者と県が締結する「再生の森協定書」に基づき行う不要木伐採等に対して、交付金を交付する。

• 森を保全し・利用する取り組み

県民自らが企画・立案した身近な森を再生するための取組や県産木材などの森林資源の活用を促す取組を支援する。また、保育園・幼稚園や小中学校で継続的に森林環境教育行う取組を支援する。

• 森林・山村多面的機能発揮対策交付金負担金

島根森林活用地域協議会が里山林を中心に森林保全活動を行う団体を支援する。

・森づくり会議

水と緑の森事業を深く知ってもらい県民目線で意見を出し合ってもらうために年2回の会議のほか、随時情報提供していく。

• 森づくり情報発信

水と緑の森づくり情報発信業務委託

水森事業の認知度を向上させるため、県で作成したアウトラインをもとに広告代理店等に対しプロポーザル（企画競争）をかけ、最も効果的な広報計画を提案した事業者に対して委託を行う。

　（委託する広報業務）

　情報誌発行（みーも通信）

　年間広報（新聞・雑誌等）

　県民参加型の普及啓発イベント

• しまね森林活動サポートセンター

森林インストラクターをはじめとする森づくりサポーターと、森づくり活動の援助を求めるユーザーをマッチングする。

• ふるさとの森講座開催

県民の森やふるさと森林公園をフィールドに、森づくりに関心のある人を対象とした森林教室やトレッキング教室を開催する。

• 森の誕生日（ボランティア団体による指導）

ふるさと森林公園で、松江市や各ボランティア団体と連携して木工教室等を開催する。

• 島根県森林インストラクターの養成・研修

広く県民に対し、森林・林業の正しい知識を伝え、森林に関する理解を促進するために、知識や技術を伝える森林インストラクターの養成講座を開催する。

島根県森林インストラクターのスキルアップを図るための研修を行う。

• みーもサマースクール

県内の幼稚園、保育所、児童クラブ等を対象とした理解醸成活動

就業前の高校生等や進路指導教諭を対象に、林業に関する理解を深め、進学や就職へつなげる取組を実施する。

健全な島根の山をつくる根幹である、優良な種子や苗木の安定供給に必要な県立緑化センターの機能強化を図る。

第71回全国植樹祭の開催に合わせ、しまねの森と木の魅力を発信するとともに普及啓発を図る。また、森づくり体験の活動研修、森林ボランティアの拠点となる県立森林公園などの既存施設の機能強化を図ることで、森づくりの活動の一層の参画を図る。