しまねレッドデータブック
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アザラシ目(鰭脚目)アシカ科
ニホンアシカ
島根県:絶滅EX
島根県固有評価:−
環境省:絶滅危惧IA類CR
Zalophus californianus japonicus(Peters,1866)
【選定理由】 今は絶滅したとされるニホンアシカが、最後まで生息していたのは島根県であり、竹島を中心にその生息記録が多く残されている。本県は、あらゆる意味において、ニホンアシカともっとも関係が深い県である。
【概要】 アシカには、カリフォルニアアシカ、ニホンアシカ、ガラパゴスアシカの3亜種が知られており、本亜種は太平洋東西両海岸に分布するアシカの中の日本近海産亜種とされている。1950年代初期までは島根県竹島・隠岐諸島・島根半島などでその生息情報があるが、その後確実な生息情報がなく、現在では絶滅したものと思われる。古くは、本州・四国・九州近海に生息し、島根県の沿岸部の他、津軽・房州・伊豆神津島・相模湾・大阪・淡路島・徳島県・能登七つ島・福岡県などに生息記録が残されている。カリフォルニアアシカによく似ているが、メスの毛色が淡色であることや、歯のサイズが大型であることなどの違いが知られている。しかし、その生態等についての詳しい研究が進んでおらず、未解明の部分が少なくない。繁殖期に1頭のオスが数頭から15頭くらいのメスを率いてハーレムをつくり、群で生活することや、5〜6月に陸上で1頭の子を産むこと、食物としてはイカ・タコ・魚類を好むことなどが分かっている。また、メスや子供は集団で生活するが、オスは非繁殖期に単独又は複数で回遊していた可能性が高い。また、洞窟を好んで休息場としていたことなども最近の調査で判明した。
【県内での生息地域・生息環境】 竹島・隠岐諸島・島根半島などの岩礁や近海に生息していた。
【存続を脅かした原因】 狩猟圧、漁網への絡まり、繁殖場の環境悪化など。(佐藤仁志)

分布域 山地地域 里地地域 平野地域 海岸地域
東部 中部 西部 隠岐 森林 草原 河川 湖沼 __ 森林 草原 農地 河川 湖沼 __ 森林 草原 農地 河川 湖沼 __ 林地 草地 砂浜 河口 岩礁
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