1.県内感染症情報
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)[ ]は無症状病原体保有者を再掲
結核が8件(松江圏域2件、出雲圏域2件、大田圏域3件、浜田圏域1件)、
つつが虫病が1件(雲南圏域)、
デング熱が1件(出雲圏域)、
劇症型溶血性レンサ球菌感染症が1件(松江圏域)、
侵襲性インフルエンザ菌感染症が1件(松江圏域)、
侵襲性肺炎球菌感染症が1件(出雲圏域)、
水痘(入院例)、
が1件(松江圏域)、
報告されています。
*週報報告医療機関からの報告患者数(4週換算) :
2)インフルエンザおよび小児科定点報告( )内は月の定点当たり報告数(4週換算) [ ]は週当り定点当り報告数
〇COVID-19
:(30.3)。
2月の6割に減少しました。
春休みに入ったことが大きな要因と考えられます。
登録例のほとんどは「普通のカゼ」と区別がつかない軽症例との情報もあり、誰がウイルスを持っているか予想ができないことになるため、人の動きが活発化により増加する可能性があります。
3)眼科定点報告
流行性角結膜炎の報告が2件あります。急性出血性結膜炎の報告はありませんでした。
4)性感染症報告
性器クラミジア感染症が12件、性器ヘルペスウイルス感染症が2件、尖圭コンジローマが0件および淋菌感染症
が5件の患者発生報告があります。
5)基幹病院報告
〇細菌性髄膜炎
:2件。〇無菌性髄膜炎:1件。〇マイコプラズマ肺炎:0件。
〇クラミジア肺炎
:0件。〇感染性胃腸炎(ロタ):0件。
〇メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症
:27件。地区別では東部2件(7%)、中部4件(15%)、西部21件(78%)、隠岐0件
年代別では70歳以上が24件(89%)を占めています。
〇ペニシリン耐性肺炎球菌感染症
:0件。〇薬剤耐性緑膿菌感染症:0件。
2.病原体検出情報(2024年1月〜2024年3月の検出結果)
インフルエンザからB型(ビクトリア)、AH3及びAH1型が、感染性胃腸炎からノロウイルス咽頭G2・G1、A群ロタウイルスが、結膜熱からアデノウイルス3型、肺・気管支炎からアデノウイルス3型、RSウイルス、ヒトメタニューモウイルスが検出されています。
ウイルス名 | アデノ | インフルエンザ | RSV | ヒトメタニューモ | A群ロタ | ノロ | SFTSV | EBV | デングV | 新型コロナ | 合計 | |||
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型 | 3 | AH1 | AH3 | Bvic | G1 | G2 | ||||||||
インフルエンザ | 2 | 5 | 6 | 14 | 27 | |||||||||
咽頭結膜熱 | 1 | 1 | ||||||||||||
感染性胃腸炎 | 1 | 1 | 1 | 4 | 7 | |||||||||
肺・気管支炎 | 1 | 2 | 3 | |||||||||||
SFTS | 1 | 1 | ||||||||||||
COVID-19 | 176 | 176 | ||||||||||||
その他 | 3 | 1 | 1 | 1 | 1 | 7 |