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県内情報週報の月集計データSTD・基幹定点月報全数報告疾患(全国)
1.県内感染症情報
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)[ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が6件(松江圏域1件、出雲圏域2件、浜田圏域2件、益田圏域1件)、 レジオネラ症が1件(松江圏域)、 劇症型溶血性レンサ球菌感染症が1件(松江圏域)、 侵襲性肺炎球菌感染症が4件(松江圏域1件、出雲圏域1件、益田圏域2件)、 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が3件(出雲圏域)、 新型コロナウイルス感染症が20,904件(松江圏域6,755件、雲南圏域1,370件、出雲圏域5,535件、大田圏域1,460件、浜田圏域1,667件、益田圏域1,405件、隠岐圏域527件、登録C圏域2,185件)、 報告されています。
*週報報告医療機関からの報告患者数(4週換算) : 11月 615件、 12月 474件、 1月 1126件
2)インフルエンザおよび小児科定点報告( )内は月の定点当たり報告数(4週換算) [ ]は週当り定点当り報告数
〇インフルエンザ :(13.5)。 2023年の年明け早々から県全域でA型の患者報告が始まりました。 週を追うごとに増加していますが、その中でも多かったのは浜田圏域・松江圏域・出雲圏域でした。 2シーズン流行がなかったことから社会全体での免疫力が低下していると考えられますので、他の圏域も含め県全体で今後さらに大きな流行になる可能性があります。 今後の流行に最大限の注意を払って対処すべきです。
発生推移グラフ グラフ凡例
インフルエンザ報告推移グラフ RSウイルス感染症報告推移グラフ
3)眼科定点報告
 流行性角結膜炎および急性出血性結膜炎の報告はありませんでした。
4)性感染症報告
 性器クラミジア感染症が12件、性器ヘルペスウイルス感染症が0件、尖圭コンジローマが2件および淋菌感染症 が4件の患者発生報告があります。
5)基幹病院報告
〇細菌性髄膜炎 :0件。〇無菌性髄膜炎:0件。〇マイコプラズマ肺炎:0件。
〇クラミジア肺炎 :0件。〇感染性胃腸炎(ロタ):0件。
〇メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症 :29件。地区別では東部3件(10%)、中部14件(48%)、西部12件(41%)、隠岐0件 年代別では70歳以上が20件(69%)を占めています。 
〇ペニシリン耐性肺炎球菌感染症 :2件。〇薬剤耐性緑膿菌感染症:0件。
2.病原体検出情報(2022年11月〜2023年1月の検出結果)
 インフルエンザからAH3型、咽頭炎、肺・気管支炎からヒトメタニューモウイルス、エコー6型が検出されています。
2022年11月から2023年1月までの診断名別病原体検出数:島根県保健環境科学研究所(一部抜粋)
ウイルス名アデノコクサッキーAコクサッキーBエコーインフルエンザRSVヒトメタニューモ ノロ新型コロナ合計
22956AH1 AH3G2
インフルエンザ     144    247
感染性胃腸炎          5 5
咽頭炎・扁桃炎1 1 2   11   15
肺・気管支炎         12  12
熱性疾患       1    1
発疹症  1         1
無菌性髄膜炎   2        2
COVID-19           13831383
その他 1       1  2
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