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県内情報週報の月集計データSTD・基幹定点月報全数報告疾患(全国)
1.県内感染症情報
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)[ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が4件(雲南圏域1件、出雲圏域2件、益田圏域1件)、つつが虫病が1件(隠岐圏域)、 ウイルス性肝炎が1件(浜田圏域)、梅毒が1件(浜田圏域)、侵襲性肺炎球菌感染症が1件(益 田圏域)、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が1件(出雲圏域)、新型コロナウイルス感染症が2,420件(松江圏 域533件、雲南圏域23件、出雲圏域650件、大田圏域308件、浜田圏域639件、益田圏域253件、隠岐圏域14件)報告さ れています。
*週報報告医療機関からの報告患者数(4週換算) : 11月 737件、 12月 1027件、 1月 684件
2)インフルエンザおよび小児科定点報告( )内は月の定点当たり報告数(4週換算) [ ]は週当り定点当り報告数
〇手足口病 :(10.0)。感染性胃腸炎とともに流行中の疾患ですが、前月のおよそ半分に減少しました。来 月には収束すると思われます。
〇感染性胃腸炎 :(15.8)。流行している二つの疾患のうちの一つですが、12月の84%に減少しました。圏域別に は、12月と同じで雲南圏域、出雲圏域、松江圏域が中心でした。例年晩秋から冬期に多い疾患 ですので、収束に向かっているとも考えられます。
〇RSウイルス感染症 :(0.0)。報告ゼロで、完全に終息しました。今シーズンは立ち上がりが早かったですが、終息 も早い流行でした。早く終息したということは、次のシーズンが早く来る可能性があります。 今後の動向には注意する必要があります。
〇インフルエンザ :(0.0)。4月以降報告がありません。インドや東南アジアの発生動向から、小流行が懸念され ていましたが、報告はゼロでした。コロナ自粛で外国との往来が制限されているので、外国か ら入らないためとみられます。
発生推移グラフ グラフ凡例
手足口病報告推移グラフ 感染性胃腸炎報告推移グラフ
3)眼科定点報告
 流行性角結膜炎および急性出血性結膜炎の報告はありませんでした。
4)性感染症報告
 性器クラミジア感染症が13件、性器ヘルペスウイルス感染症が6件、尖圭コンジローマが3件および淋菌感染症が3件 の患者発生報告があります。
5)基幹病院報告
〇細菌性髄膜炎 :0件。〇無菌性髄膜炎:0件。〇マイコプラズマ肺炎:0件。
〇クラミジア肺炎 :0件。〇感染性胃腸炎(ロタ):0件。
〇メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症 :12件。地区別では東部0件、中部4件(33%)、西部8件(67%)、隠岐0件 年代別では70歳以上が10件(83%)を占めています。 
〇ペニシリン耐性肺炎球菌感染症 :0件。〇薬剤耐性緑膿菌感染症:0件。
2.病原体検出情報(2021年11月〜2022年1月の検出結果)
 手足口病からコクサッキーA6が主に検出されています。この外、咽頭炎・扁桃炎からアデノウイルス1型、2型、5 型が検出されています。
2021年11月から2022年1月までの診断名別病原体検出数:島根県保健環境科学研究所(一部抜粋)
ウイルス名アデノコクサッキーAノロ新型コロナ合計
12546G2
感染性胃腸炎     1 1
手足口病 2  15  17
ヘルパンギーナ    1  1
咽頭炎12112    25
扁桃炎251    8
COVID-19      821821
その他   1   1
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