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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
結核が2件[1](出雲圏域)、
急性脳炎が2件(松江圏域1件、出雲圏域1件:2件とも15歳未満、インフルエンザウイルスによる)、
クロイツフェルト・ヤコブ病が1件(松江圏域)、
侵襲性肺炎球菌感染症が1件(出雲圏域)、
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が2件(出雲圏域)、
百日咳が1件(出雲圏域)
報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇インフルエンザ
:★島根県薬事衛生課からインフルエンザ流行注意報が発表されています。
★県内全域(23.0)の患者報告数は増加しており、雲南圏域(31.0)で警報レベル(30)を超える流行となっているほか、松江圏域(26.3)、浜田圏域(24.8)、出雲圏域(22.4)および大田圏域(22.3)など全域で流行が続いています。
迅速検査では県内全域でA型が検出されています。
〇感染性胃腸炎
:★島根県薬事衛生課から冬期の食中毒注意報が発表されています。
★県内全域(7.8)の患者報告数は横ばいです。
隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があり、松江圏域(10.3)および大田圏域(10.0)では定点当り10.0人以上の流行となっています。
〇伝染性紅斑
:県内全域(0.4)の患者報告数は第51週と比較して減少しています。
松江圏域(0.9)および出雲圏域(0.6)で患者発生報告があります。
〇A群溶連菌咽頭炎
:県内全域(1.9)の患者報告数は横ばいです。
出雲圏域(4.0)および松江圏域(3.0)では定点当り2.0人以上でやや流行しています。
〇咽頭結膜熱
:県内全域(0.3)の患者報告数は減少しています。
浜田圏域(1.0)、松江圏域(0.3)、益田圏域(0.3)および出雲圏域(0.2)で患者発生報告があります。
〇水痘(水ぼうそう)
:県内全域(0.4)の患者報告数は横ばいです。
益田圏域(1.7)で注意報レベル(1)以上の流行となっているほか、松江圏域(0.6)で患者発生報告があります。
〇流行性角結膜炎
:浜田圏域(1.0)の眼科定点で患者発生報告があります。
〇細菌性髄膜炎
:出雲圏域(0.5)の基幹定点で患者発生報告があります。
〇無菌性髄膜炎
:出雲圏域(1.0)の基幹定点で患者発生報告があります。
〇マイコプラズマ肺炎
:松江圏域(1.0)の基幹定点で患者発生報告があります。
〇インフルエンザ
:AH1(2009pdm)型が検出されています。
〇感染性胃腸炎
:ノロウイルスG2およびアデノウイルス2型が検出されています。
〇扁桃炎・咽頭炎
:パラインフルエンザウイルス2型、アデノウイルス2型およびヒトメタニューモウイルスが検出されています。
〇肺・気管支炎
:パラインフルエンザウイルス2型およびヒトメタニューモウイルスが検出されています。
〇無菌性髄膜炎
:エコーウイルス30型が検出されています。