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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
結核が3件[3](雲南圏域2件[2]、浜田圏域1件[1])、
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が1件(出雲圏域)、
報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇インフルエンザ
:★島根県薬事衛生課からインフルエンザ流行注意報が発表されています。
★県内全域(16.8)の患者報告数は急増しており、2010年以降では最も早い週で注意報レベル(10)以上の流行となっています。
雲南圏域(28.0)および出雲圏域(25.9)では警報レベル(30)に迫る流行となっています。
迅速検査ではすべての圏域でA型が検出されています。
〇感染性胃腸炎
:県内全域(9.5)の患者報告数は横ばいです。
隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があり、出雲圏域(17.0)および益田圏域(10.7)では定点当り10.0人以上の流行となっています。
〇A群溶連菌咽頭炎
:県内全域(1.8)の患者報告数は横ばいです。
松江圏域(3.6)および出雲圏域(2.6)では定点当り2.0人以上でやや流行しています。
〇伝染性紅斑
:県内全域(0.5)の患者報告数は横ばいです。
隠岐圏域(2.0)で警報レベル(2)の流行となっているほか、松江圏域(0.9)および出雲圏域(0.6)で患者発生報告があります。
〇咽頭結膜熱
:県内全域(1.0)の患者報告数はやや増加しています。
浜田圏域(2.3)および益田圏域(2.0)で定点当り2.0人以上の流行となっているほか、雲南圏域(1.5)、松江圏域(1.0)および出雲圏域(0.2)で患者発生報告があります。
〇水痘(水ぼうそう)
:県内全域(0.7)の患者報告数はやや増加しています。
大田圏域および隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があり、浜田圏域(1.0)では注意報レベル(1.0)以上の流行となっています。
〇無菌性髄膜炎
:出雲圏域(0.5)の基幹定点で患者発生報告があります。
〇インフルエンザ
:AH1(2009pdm)型が検出されています。
〇感染性胃腸炎
:ノロウイルスG2が検出されています。
〇扁桃炎・咽頭炎
:パラインフルエンザウイルス2型およびヒトメタニューモウイルスが検出されています。
〇肺・気管支炎
:パラインフルエンザウイルス2型およびヒトメタニューモウイルスが検出されています。
〇無菌性髄膜炎
:エコーウイルス30型が検出されています。