〇インフルエンザ ：県内全域(6.3)の患者報告数は増加しています。 すべての圏域で患者報告数が増加しており、出雲圏域(13.1)では注意報レベル(10)を超えて流行しているほか、益田圏域(7.4)および雲南圏域(5.3)では定点当り5.0人以上の流行となっています。 迅速検査ではすべての圏域でA型が検出され、B型は出雲圏域で1件のみ検出されています。

〇感染性胃腸炎 ：県内全域(9.7)の患者報告数は増加しています。 すべての圏域で患者発生報告があり、出雲圏域(18.8)および松江圏域(12.1)では定点当り10.0人以上で流行しています。

〇A群溶連菌咽頭炎 ：県内全域(2.4)の患者報告数は増加しています。 隠岐圏域を除く各圏域で患者報告があり、出雲圏域(4.6)、松江圏域(3.1)および益田圏域(2.0)では定点当り2.0人以上でやや流行しています。

〇伝染性紅斑 ：県内全域(0.5)の患者報告数は横ばいです。 雲南圏域(1.0)、松江圏域(0.9)および出雲圏域(0.8)で患者発生報告があります。

〇咽頭結膜熱 ：県内全域(0.6)の患者報告数は横ばいです。 浜田圏域(4.0)で定点当り警報レベル(3.0)以上の流行が続いているほか、益田圏域(0.3)および出雲圏域(0.2)で患者発生報告があります。

〇水痘(水ぼうそう) ：県内全域(0.6)の患者報告数はやや増加しています。 出雲圏域(1.6)および浜田圏域(1.0)で注意報レベル(1.0)以上の流行となっています。

〇インフルエンザ ：AH1（2009pdm）型が検出されています。

〇感染性胃腸炎 ：ノロウイルスG1、G2およびエコーウイルス30型が検出されています。

〇扁桃炎・咽頭炎 ：パラインフルエンザウイルス2型およびヒトメタニューモウイルスが検出されています。

〇熱性疾患 ：パラインフルエンザウイルス2型およびエコーウイルス30型が検出されています。

〇肺・気管支炎 ：ヒトメタニューモウイルス、アデノウイルス5型およびRSウイルスが検出されています。

〇無菌性髄膜炎 ：エコーウイルス30型が検出されています。