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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2019年 第45週 (11/4〜11/10) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が4件[3](雲南圏域1件[1]、出雲圏域2件[1]、益田圏域1件[1])、 A型肝炎が1件(松江圏域)、 レジオネラ症が1件(出雲圏域)、 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が1件(出雲圏域)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇インフルエンザ :県内全域(0.4)では低いレベルで患者発生が続いています。 大田圏域(3.0)で定点当り1.0人を超えてやや流行しているほか、出雲圏域(0.4)および益田圏域(0.2)で患者発生報告があります。 迅速検査ではA型が出雲圏域、大田圏域および益田圏域で、B型が大田圏域で検出されています。
〇感染性胃腸炎 :県内全域(6.1)の患者報告数は横ばいです。 浜田圏域および隠岐圏域を除く圏域で患者発生報告があり、松江圏域(9.6)、出雲圏域(8.8)および大田圏域(7.0)では定点当り5.0人以上でやや流行しています。
〇RSウイルス感染症 :県内全域(0.8)の患者報告数は減少しています。 出雲圏域(1.8)および大田圏域(1.5)では定点当り1.0人を超えてやや流行しています。
〇伝染性紅斑 :県内全域(0.6)の患者報告数はやや増加しています。 隠岐圏域(3.0)で警報レベル(2.0)を超えているほか、松江圏域(1.0)、大田圏域(0.5)および出雲圏域(0.4)で患者発生報告があります。
〇水痘(水ぼうそう) :県内全域(0.3)の患者報告数は増加しています。 益田圏域(1.7)で注意報レベル(1.0)を超えてやや流行しているほか、出雲圏域(0.6)でも患者発生報告があります。
〇無菌性髄膜炎 :出雲圏域(1.0)の基幹定点で患者発生報告があります。
〇マイコプラズマ肺炎 :大田圏域(1.0)の基幹定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
〇インフルエンザ :AH1(2009pdm)型が検出されています。
〇感染性胃腸炎 :ノロウイルスG2が検出されています。
〇扁桃炎・咽頭炎 :ヒトメタニューモウイルスが検出されています。
〇熱性疾患 :パラインフルエンザウイルス1型および2型が検出されています。
〇肺・気管支炎 :ヒトメタニューモウイルスおよびRSウイルスが検出されています。
〇無菌性髄膜炎 :エコーウイルス30型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ横這横這×横這 横這報告なし×
感染性胃腸炎横這横這横這 横這報告なし×
RSウイルス感染症減少横這減少 横這報告なし×
伝染性紅斑増加横這横這 横這横這
水痘増加報告なし×横這 増加報告なし×
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這×報告なし×
記号の説明
◎:流行、〇:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
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