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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2019年 第44週 (10/28〜11/3) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が3件(出雲圏域1件、益田圏域2件)、 レジオネラ症が1件(益田圏域)、 侵襲性肺炎球菌感染症が1件(出雲圏域)、 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が1件(益田圏域)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇インフルエンザ :県内全域(0.3)では低いレベルで患者発生が続いています。 出雲圏域(1.0)では第43週より減少していますが、定点当り1.0人を超えてやや流行しているほか、雲南圏域(0.3)、大田圏域(0.3)および浜田圏域(0.2)で患者発生報告があります。 迅速検査では出雲圏域でA型が検出されています。
〇感染性胃腸炎 :県内全域(7.2)の患者報告数は横ばいです。 隠岐圏域を除く圏域で患者発生報告があり、雲南圏域(11.0)および出雲圏域(10.0)では定点当り10.0人を超える流行になっているほか、松江圏域(9.9)および大田圏域(7.0)では定点当り5.0人以上でやや流行しています。
〇RSウイルス感染症 :県内全域(1.1)の患者報告数は減少しています。 出雲圏域(3.2)では定点当り2.0人を超えてやや流行しているほか、松江圏域(1.0)、雲南圏域(0.5)および益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
〇伝染性紅斑 :県内全域(0.4)の患者報告数は横ばいです。 松江圏域(1.0)および出雲圏域(0.4)で患者発生報告があります。
〇細菌性髄膜炎 :出雲圏域(0.5)の基幹定点で患者発生報告があります。
〇マイコプラズマ肺炎 :雲南圏域(1.0)および出雲圏域(0.5)の基幹定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
〇インフルエンザ :AH1(2009pdm)型が検出されています。
〇感染性胃腸炎 :ノロウイルスGIIおよびエコーウイルス30型が検出されています。
〇手足口病 :コクサッキーウイルスA4型が検出されています。
〇扁桃炎・咽頭炎 :ヒトメタニューモウイルスが検出されています。
〇熱性疾患 :パラインフルエンザウイルス1型および2型が検出されています。
〇肺・気管支炎 :ヒトメタニューモウイルス、コクサッキーウイルスA8型およびRSウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ横這横這×横這 横這報告なし×
感染性胃腸炎横這横這増加 横這横這×
RSウイルス感染症減少減少横這 減少報告なし×
手足口病横這横這×横這 横這報告なし×
伝染性紅斑横這横這横這 横這×報告なし×
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這報告なし×
記号の説明
◎:流行、〇:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
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