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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2019年 第42週 (10/14〜10/20) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が1件(益田圏域)、 日本紅斑熱が1件(出雲圏域)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇インフルエンザ :県内全域(0.7)の患者報告数は増加しています。 出雲圏域(2.4)で定点当り1.0人を超えてやや流行しているほか、大田圏域(0.7)、雲南圏域(0.3)および浜田圏域(0.2)で患者発生報告があります。 迅速検査では出雲圏域および雲南圏域でA型が検出されています。
〇感染性胃腸炎 :県内全域(5.2)の患者報告数は横ばいです。 隠岐圏域を除く圏域で患者発生報告があり、松江圏域(9.4)、雲南圏域(6.0)および出雲圏域(6.0)では定点当り5.0人以上でやや流行しています。
〇RSウイルス感染症 :県内全域(1.6)の患者報告数は減少しています。 大田圏域および隠岐圏域を除く圏域で患者発生報告があり、出雲圏域(5.2)では定点当り5.0人を超える流行となっているほか、浜田圏域(1.3)でもやや流行しています。
〇手足口病 :県内全域(0.3)の患者報告数は減少しています。 雲南圏域(2.0)で定点当り2.0人を超えてやや流行しています。
〇伝染性紅斑 :県内全域(0.2)の患者報告数は減少しています。 松江圏域(0.6)および出雲圏域(0.2)で患者発生報告があります。
〇流行性角結膜炎 :浜田圏域の眼科定点で患者発生報告があります。
〇細菌性髄膜炎 :出雲圏域(0.5)の基幹定点で患者発生報告があります。
〇無菌性髄膜炎 :出雲圏域(1.0)および益田圏域(1.0)の基幹定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
〇インフルエンザ :AH1(2009pdm)型が検出されています。
〇感染性胃腸炎 :ノロウイルスG2、エコーウイルス30型およびコクサッキーウイルスB3型が検出されています。
〇手足口病 :コクサッキーウイルスA4型、A16型およびエコーウイルス25型が検出されています。
〇熱性疾患 :RSウイルスが検出されています。
〇肺・気管支炎 :ヒトメタニューモウイルス、コクサッキーウイルスA8型、エコーウイルス30型およびパラインフルエンザウイルス2型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ横這横這×横這 横這報告なし×
感染性胃腸炎横這増加横這 横這横這×
RSウイルス感染症減少減少横這 減少報告なし×
手足口病横這横這横這 横這報告なし×
伝染性紅斑横這減少横這 横這×報告なし×
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這横這×
記号の説明
◎:流行、〇:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
凡例
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