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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2019年 第37週 (9/9〜9/15) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 レジオネラ症が1件(大田圏域)、 破傷風が1件(雲南圏域)、 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が2件(松江圏域1件、出雲圏域1件)、 百日咳が1件(松江圏域)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇RSウイルス感染症 :県内全域(5.0)の患者報告数は横ばいです。 大田圏域および隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があり、松江圏域(9.0)および浜田圏域(5.7)で定点当り5.0人以上の流行となっているほか、益田圏域(4.3)、雲南圏域(4.0)および出雲圏域(3.0)では定点当り2.0人以上でやや流行しています。
〇手足口病 :県内全域(1.5)の患者報告数は減少しています。 出雲圏域(4.0)では警報レベル終息基準値(2.0)以上の流行が続いているほか、松江圏域(1.0)、雲南圏域(1.0)、益田圏域(1.0)および浜田圏域(0.7)で患者発生報告があります。
〇感染性胃腸炎 :県内全域(5.0)の患者報告数は横ばいです。 隠岐圏域を除くすべての圏域で患者発生報告があり、松江圏域(8.7)および大田圏域(6.0)では定点当り5.0人以上でやや流行しています。
〇伝染性紅斑 :県内全域(0.4)の患者報告数は横ばいです。 松江圏域(1.0)で定点当り1.0人以上でやや流行しているほか、益田圏域(0.7)および出雲圏域(0.2)で患者発生報告があります。
〇咽頭結膜熱 :県内全域(0.4)の患者報告数は横ばいです。 益田圏域(2.0)および浜田圏域(1.3)で定点当り1.0人を超えてやや流行しています。
〇インフルエンザ :益田圏域(0.4)および大田圏域(0.3)で患者発生報告があります。 迅速検査では益田圏域でA型が検出されています。
〇流行性角結膜炎 :松江圏域および出雲圏域の眼科定点で患者発生報告があります。
〇無菌性髄膜炎 :出雲圏域(1.5)および益田圏域(1.0)の基幹定点で患者発生報告があります。
〇マイコプラズマ肺炎 :出雲圏域(0.5)の基幹定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
〇感染性胃腸炎 :ノロウイルスG1およびG2が検出されています。
〇手足口病 :コクサッキーウイルスA6型およびA16型が検出されています。
〇扁桃炎・咽頭炎 :アデノウイルス2型および3型が検出されています。
〇熱性疾患 :ヒトメタニューモウイルスおよびパラインフルエンザウイルス2型が検出されています。
〇肺・気管支炎 :ヒトメタニューモウイルス、RSウイルスおよびパラインフルエンザウイルス3型が検出されています。
〇発疹症 :コクサッキーウイルスA6型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
RSウイルス感染症増加増加増加 増加報告なし×
手足口病減少減少横這 横這報告なし×
感染性胃腸炎横這横這横這 横這報告なし×
伝染性紅斑横這横這横這 横這報告なし×
咽頭結膜熱横這横這×横這× 増加報告なし×
インフルエンザ横這報告なし×報告なし× 横這報告なし×
記号の説明
◎:流行、〇:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
RSウイルス感染症発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ インフルエンザ発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
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