トップ > 医療・福祉 > 薬事・衛生・感染症 > 感染症 > 感染症情報トップ > 週報
感染症情報トップ
対象疾患一覧
疾患別
カレンダー
感染症 週報
グラフ一覧

前週へ 島根県感染症情報(週報) 2019年 第36週 (9/2〜9/8) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
⇒ 印刷用PDF版
1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が4件(出雲圏域1件、浜田圏域1件、益田圏域2件)、 腸管出血性大腸菌感染症が1件(松江圏域)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇RSウイルス感染症 :県内全域(5.1)の患者報告数は増加しています。 大田圏域および隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があり、松江圏域(9.1)、浜田圏域(6.0)および出雲圏域(5.0)で定点当り5.0人以上の流行となっているほか、益田圏域(3.3)で定点当り2.0人以上でやや流行しています。
〇手足口病 :県内全域(1.9)の患者報告数は減少し、警報レベル終息基準値(2.0)以下となっています。 出雲圏域(5.0)では警報レベル(5.0)以上の流行が続いているほか、雲南圏域(2.5)、松江圏域(1.9)及び大田圏域(0.5)で患者発生報告があります。
〇A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(1.5)の患者報告数はやや増加しています。 大田圏域および隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があり、松江圏域(2.7)では定点当り2.0人以上でやや流行しています。
〇伝染性紅斑 :県内全域(0.4)の患者報告数は横ばいです。 益田圏域(1.0)で定点当り1.0人以上でやや流行しています。
〇感染性胃腸炎 :県内全域(5.8)の患者報告数は増加しています。 隠岐圏域を除くすべての圏域で患者発生報告があり、松江圏域(9.1)、出雲圏域(6.0)、大田圏域(5.0)および益田圏域(5.0)で定点当り5.0人以上となり、やや流行しています。
〇ヘルパンギーナ :県内全域(0.3)の患者報告数は横ばいです。 雲南圏域(1.5)、松江圏域(0.4)および出雲圏域(0.4)で患者発生報告があります。
〇細菌性髄膜炎 :出雲圏域(0.5)の基幹定点で患者発生報告があります。
〇無菌性髄膜炎 :益田圏域(2.0)および出雲圏域(1.5)の基幹定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
〇感染性胃腸炎 :ノロウイルスGIおよびGIIが検出されています。
〇手足口病 :コクサッキーウイルスA6型およびA16型が検出されています。
〇扁桃炎・咽頭炎 :アデノウイルス1型、2型、3型、5型が検出されています。
〇熱性疾患 :ヒトメタニューモウイルス、パレコウイルス3型およびパラインフルエンザウイルス2型が検出されています。
〇肺・気管支炎 :ヒトメタニューモウイルス、RSウイルスおよびパラインフルエンザウイルス3型が検出されています。
〇発疹症 :RSウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
RSウイルス感染症増加増加増加 増加報告なし×
手足口病減少減少横這 減少報告なし×
A群溶連菌咽頭炎横這増加横這 横這報告なし×
伝染性紅斑横這横這横這 横這報告なし×
感染性胃腸炎横這横這横這 横這報告なし×
ヘルパンギーナ横這横這横這 横這×報告なし×
記号の説明
◎:流行、〇:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
RSウイルス感染症発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター アクセスカウンター アクセスカウンター