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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2018年 第42週 (10/15〜10/21) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が3件[1](出雲圏域1件、浜田圏域1件[1]、隠岐圏域1件)、 腸管出血性大腸菌感染症が1件[1](松江圏域)、 日本紅斑熱が3件(松江圏域1件、出雲圏域1件、益田圏域1件)、 レジオネラ症が1件(松江圏域)、 劇症型溶血性レンサ球菌感染症が1件(松江圏域)、 百日咳が1件(出雲圏域)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇手足口病 :県内全域(3.1)の患者報告数は横ばいです。 隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があり、出雲圏域(5.8)で警報レベル(5.0)を超えているほか、松江圏域(3.3)、浜田圏域(2.7)、および益田圏域(2.0)で定点当り2.0人を超えて流行しています。
〇RSウイルス感染症 :県内全域(0.4)の患者報告数は減少しています。 雲南圏域(1.5)、松江圏域(0.9)および益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
〇A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(1.6)の患者報告数は横ばいです。 松江圏域(3.1)で定点当り2.0人を超えてやや流行しているほか、益田圏域および隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。
〇インフルエンザ :県内全域(0.2)の患者報告数は横ばいです。 大田圏域(2.7)では定点当り1.0人を超えてやや流行しています。
〇感染性胃腸炎 :県内全域(3.4)の患者報告数は横ばいです。 隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があり、大田圏域(6.5)および松江圏域(5.0)で定点当たり5.0人を超えてやや流行しています。
〇マイコプラズマ肺炎 :浜田圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
〇感染性胃腸炎 :ノロウイルスGUおよびエコーウイルス18型が検出されています。
〇手足口病 :コクサッキーウイルスA6型およびA16型が検出されています。
〇ヘルパンギーナ :コクサッキーウイルスA2型が検出されています。
〇熱性疾患 :エンテロウイルスD68が検出されています。
〇肺・気管支炎 :ヒトメタニューモウイルス、RSウイルス、ライノウイルス、アデノウイルス2型、エンテロウイルスD68およびエコーウイルス11型が検出されています。
〇発疹症 :エコーウイルス11型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
手足口病横這横這増加 横這横這×
RSウイルス感染症減少横這減少 減少報告なし×
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這報告なし×
インフルエンザ横這横這×報告なし× 横這報告なし×
流行性角結膜炎減少×横這×横這× 横這×報告なし×
感染性胃腸炎横這横這横這 横這報告なし×
記号の説明
◎:流行、〇:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
手足口病発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ インフルエンザ発生推移グラフ 流行性角結膜炎発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ
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