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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2018年 第33週 (8/13〜8/19) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が4件[2](松江圏域1件[1]、出雲圏域1件[1]、大田圏域2件)、 日本紅斑熱が2件(松江圏域1件、出雲圏域1件)、 侵襲性肺炎球菌感染症が1件(出雲圏域)、 百日咳が1件(出雲圏域)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇RSウイルス感染症 :県内全域(1.9)の患者報告数は増加しています。 松江圏域(3.0)、益田圏域(2.7)および出雲圏域(2.2)で定点当り2.0人を超えて流行しているほか、雲南圏域(1.0)および浜田圏域(0.7)で患者発生報告があります。 例年よりも1か月ほど早く流行が始まっており、今後の推移に注意が必要です。 年齢別では、2歳未満の乳幼児がおよそ9割を占めています。 咳エチケットを心掛け、手洗いや手指消毒で感染予防に努めましょう。
〇手足口病 :県内全域(0.5)の患者報告数は減少しています。 浜田圏域(2.3)で警報レベル終息基準値(2.0)を超える流行となっているほか、大田圏域(1.5)、出雲圏域(0.2)および松江圏域(0.1)で患者発生報告があります。
〇ヘルパンギーナ :県内全域(0.5)の患者報告数は減少しています。 出雲圏域(1.2)、雲南圏域(1.0)、浜田圏域(0.3)および松江圏域(0.3)で患者発生報告があります。
〇A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(1.0)の患者報告数は横ばいです。 大田圏域および隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。
〇無菌性髄膜炎 :出雲圏域(0.5)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
〇手足口病 :エコーウイルス11型が検出されています。
〇ヘルパンギーナ :コクサッキーウイルスA2型およびA4型が検出されています。
〇熱性疾患 :パラインフルエンザウイルス3型、ライノウイルス、RSウイルスおよびエコーウイルス18型が検出されています。
〇肺・気管支炎 :RSウイルスおよびパラインフルエンザウイルス3型が検出されています。
〇発疹症 :エコーウイルス11型および18型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
RSウイルス感染症増加増加横這 増加報告なし×
手足口病横這横這横這 減少報告なし×
ヘルパンギーナ減少横這減少 減少報告なし×
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這報告なし×
流行性耳下腺炎横這報告なし×横這× 横這報告なし×
感染性胃腸炎横這横這横這 横這報告なし×
記号の説明
◎:流行、〇:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
RSウイルス感染症発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ
凡例
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