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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2018年 第21週 (5/21〜5/27) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が2件(浜田圏域1件、益田圏域1件)、 後天性免疫不全症候群が1件(松江圏域)、 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が1件(松江圏域)、 百日咳が1件(松江圏域)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○感染性胃腸炎 :県内全域(7.3)の患者報告数は横ばいです。 県内全域から患者発生報告があり、出雲圏域(10.2)では定点当り10.0人(冬季の食中毒注意報レベル)を超える流行となっています。 また、松江圏域(9.7)、益田圏域(6.7)および雲南圏域(6.5)でもやや流行しています。 手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(1.8)の患者報告数は横ばいです。 県内全域から患者発生報告があり、出雲圏域(3.2)および松江圏域(2.6)でやや流行しています。
○咽頭結膜熱 :県内全域(0.9)の患者報告数は増加しています。 松江圏域(1.3)、出雲圏域(1.2)および浜田圏域(1.0)でやや流行しているほか、益田圏域(0.7)で患者発生報告があります。
○手足口病 :県内全域(0.7)の患者報告数は横ばいです。 出雲圏域(2.2)および大田圏域(1.0)でやや流行しているほか、松江圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○インフルエンザ :県内全域(0.5)の患者報告数は横ばいです。 益田圏域および隠岐圏域を除く各圏域から患者発生報告があり、浜田圏域(1.6)および大田圏域(1.3)でやや流行しています。 迅速診断ではA型が検出されています。
○ヘルパンギーナ :県内全域(0.4)の患者報告数は増加しています。 大田圏域(1.5)および浜田圏域(1.3)でやや流行しているほか、益田圏域(0.7)で患者発生報告があります。
○感染性胃腸炎(ロタ) :大田圏域(1.0)および浜田圏域(1.0)の基幹定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :AH3(香港)型が検出されています。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスGI、GUおよびA群ロタウイルスが検出されています。
○熱性疾患 :ヒトメタニューモウイルス、RSウイルスおよびアデノウイルス2型、5型が検出されています。
○肺・気管支炎 :ヒトメタニューモウイルスおよびRSウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
感染性胃腸炎横這横這横這 横這横這
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這横這
手足口病横這横這増加 横這報告なし×
咽頭結膜熱増加横這横這 増加報告なし×
インフルエンザ横這横這横這 横這横這×
ヘルパンギーナ横這報告なし×報告なし× 増加報告なし×
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ インフルエンザ発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ
凡例
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