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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
結核が1件(松江圏域)、
百日咳が1件(出雲圏域)、
報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○インフルエンザ
:★島根県薬事衛生課からインフルエンザ流行警報が発表されています。
★県内全域の定点当り患者報告数(16.7)は、第7週(25.5)と比較して減少し、警報レベル(30.0、インフルエンザ報告数の推移グラフの赤線)を下回りましたが、警報レベル終息基準値(10.0、同黄線)を超える流行が続いています。
松江圏域(22.1)、出雲圏域(17.2)、大田圏域(16.7)、益田圏域(16.0)、雲南圏域(15.0)および浜田圏域(10.4)では定点当り10.0以上の流行となっています。
迅速診断ではA型とB型が検出されており、B型の検出数が多くなっています。
流行のピークは過ぎたと見られますが、手洗い・咳エチケット等の予防を心掛けましょう。
○感染性胃腸炎
:県内全域(5.1)の患者報告数は横ばいです。
出雲圏域(8.4)および松江圏域(6.7)でやや流行しているほか、隠岐圏域を除く他の圏域でも患者発生報告があります。
手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
○A群溶連菌咽頭炎
:県内全域(3.1)の患者報告数は横ばいです。
出雲圏域(6.2)、松江圏域(4.4)および雲南圏域(3.0)でやや流行しているほか、益田圏域(1.0)で患者発生報告があります。
○流行性耳下腺炎
:出雲圏域(0.6)、大田圏域(0.5)および松江圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○細菌性髄膜炎
:松江圏域(1.0)の基幹定点で患者発生報告があります。
○感染性胃腸炎(ロタ)
:松江圏域(1.0)の基幹定点で患者発生報告があります。
○インフルエンザ
:AH1(2009pdm)型、AH3(香港)型およびB(山形系統)型が全県(隠岐圏域を除く)で検出されています。
○感染性胃腸炎
:ノロウイルス(GU)が検出されています。
○手足口病
:エンテロウイルス71型が検出されています。
○熱性疾患
:エコーウイルス7型およびアデノウイルス2型が検出されています。
○肺・気管支炎
:RSウイルス、ヒトメタニューモウイルス、エコーウイルス7型、アデノウイルス1型、2型および5型が検出されています。