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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2018年 第6週 (2/5〜2/11) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が3件(松江圏域1件、浜田圏域1件、隠岐圏域1件)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○インフルエンザ :★島根県薬事衛生課からインフルエンザ流行警報が発表されています。 ★県内全域(33.2)では、高いレベルの流行が続いています。 松江圏域(38.7)、大田圏域(37.0)、益田圏域(35.2)、出雲圏域(31.8)および浜田圏域(30.8)で警報レベル(30.0)以上の流行となっているほか、雲南圏域(25.3)および隠岐圏域(15.5)では注意報レベル(10.0)以上の流行となっています。 迅速診断ではA型とB型が検出されていますが、A型の検出がない定点医療機関もあり、全体的にB型の検出数が多くなっています。 今後もしばらくは流行が続きますので、手洗い・咳エチケット等の予防を心掛けましょう。
○感染性胃腸炎 :県内全域(5.3)の患者報告数は横ばいです。 益田圏域(8.0)、出雲圏域(6.6)および大田圏域(6.0)でやや流行しており、その他の圏域でも患者発生報告があります。 手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(3.2)の患者報告数は横ばいです。 出雲圏域(5.6)で警報レベル終息基準値(4.0)以上の流行となっているほか、雲南圏域(5.5)、松江圏域(3.6)、益田圏域(2.0)および隠岐圏域(2.0)でやや流行しています。 また、浜田圏域(0.7)で患者発生報告があります。
○手足口病 :県内全域(0.3)の患者報告数は横ばいです。 出雲圏域(0.8)および松江圏域(0.6)で患者発生報告があります。
○細菌性髄膜炎 :出雲圏域(0.5)の基幹定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :AH1(2009pdm)型、AH3(香港)型およびB(山形系統)型が全県(隠岐圏域を除く)で検出されています。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルス(GII)が検出されています。
○熱性疾患 :ライノウイルスおよびアデノウイルス2型が検出されいます。
○肺・気管支炎 :RSウイルス、ヒトメタニューモウイルス、パラインフルエンザウイルス1型およびアデノウイルス5型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ横這横這横這 横這増加
感染性胃腸炎横這横這横這 横這横這
A群溶連菌咽頭炎横這横這増加 横這横這
手足口病横這横這横這 横這×報告なし×
流行性耳下腺炎横這横這横這 横這報告なし×
ロタウイルス横這×横這×報告なし× 報告なし×報告なし×
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ ロタウイルス発生推移グラフ
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