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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2018年 第1週 (1/1〜1/7) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が1件(出雲圏域)、 侵襲性肺炎球菌感染症が1件(出雲圏域)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○インフルエンザ :★島根県薬事衛生課からインフルエンザ流行注意報が発表されています。★
県内全域(13.7)の患者報告数は横ばいです。 松江圏域(17.2)、雲南圏域(15.7)、浜田圏域(14.2)、出雲圏域(13.8)、および益田圏域(11.2)で注意報レベル(10.0)以上の流行となっているほか、大田圏域(9.7)および隠岐圏域(2.5)で患者発生報告があります。 迅速診断ではA型がすべての圏域で検出され、浜田圏域を除く各圏域ではB型も検出されています。
○感染性胃腸炎 :県内全域(4.5)の患者報告数は横ばいです。 浜田圏域および隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。 手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(1.6)の患者報告数は減少しています。 大田圏域および浜田圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。
○RSウイルス感染症 :県内全域(0.5)の患者報告数は横ばいです。 松江圏域(1.1)、出雲圏域(0.6)および益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○手足口病 :県内全域(0.4)の患者報告数は横ばいです。 出雲圏域(1.0)、および松江圏域(0.6)で患者発生報告があります。
○流行性耳下腺炎 :県内全域(0.4)の患者報告数は横ばいです。 大田圏域(3.5)で注意報レベル(3.0)以上の流行となっているほか、出雲圏域(0.2)および松江圏域(0.1)で患者発生報告があります。
○水痘 :出雲圏域(0.6)、雲南圏域(0.5)、益田圏域(0.3)、および松江圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○マイコプラズマ肺炎 :出雲圏域(0.5)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
○感染性胃腸炎(ロタ) :隠岐圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :AH1(2009pdm)型が益田圏域、浜田圏域及び雲南圏域で検出されています。 なお、分離されたAH1(2009pdm)型インフルエンザウイルスからオセルタミビル耐性遺伝子は検出されていません。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルス(遺伝子型:GU4)、エコーウイルス7型が検出されています。
○手足口病 :コクサッキーウイルスB2型が検出されています。
○熱性疾患 :エコーウイルス7型および18型が検出されています。
○肺・気管支炎 :RSウイルス、ヒトメタニューモウイルス、コクサッキーウイルスB2型およびB4型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ増加増加増加 横這横這
感染性胃腸炎横這横這横這 横這報告なし×
A群溶連菌咽頭炎減少横這減少 横這減少
RSウイルス感染症横這横這横這 横這報告なし×
手足口病横這横這横這 横這×報告なし×
流行性耳下腺炎横這横這横這 横這報告なし×
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例
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