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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2017年 第50週 (12/11〜12/17) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が4件(松江圏域3件、浜田圏域1件)、 つつが虫病が2件(益田圏域1件、隠岐圏域1件)、 アメーバ赤痢が1件(出雲圏域)、 梅毒が1件[1](松江圏域)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○インフルエンザ :県内全域(7.4)の患者報告数は増加しています。 益田圏域(24.2)で注意報レベル(10.0)以上の流行となっているほか、松江圏域(6.7)、隠岐圏域(5.5)、出雲圏域(4.7)、大田圏域(4.3)、雲南圏域(3.0)、および浜田圏域(2.4)で患者発生報告があります。 すべての圏域でA型が検出(迅速診断)されているほか、雲南圏域および出雲圏域ではB型も検出(迅速診断)されています。 手洗い・咳エチケット等、感染予防を心掛けましょう。
○感染性胃腸炎 :県内全域(5.7)の患者報告数は横ばいです。 浜田圏域および隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。 手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(3.1)の患者報告数は横ばいです。 出雲圏域(6.0)および松江圏域(4.0)でやや流行しているほか、雲南圏域(3.0)、隠岐圏域(3.0)および益田圏域(1.3)で患者発生報告があります。
○手足口病 :県内全域(1.0)の患者報告数は横ばいです。 出雲圏域(1.6)、松江圏域(1.6)および益田圏域(1.3)で患者発生報告があります。
○RSウイルス感染症 :県内全域(0.6)の患者報告数は横ばいです。 大田圏域および隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。
○流行性耳下腺炎 :県内全域(0.5)の患者報告数は横ばいです。 大田圏域(3.0)で注意報レベル(3.0)以上の流行となっているほか、出雲圏域(1.2)で患者発生報告があります。
○水痘 :松江圏域(0.9)で患者発生報告があります。
○流行性角結膜炎 :浜田圏域の眼科定点で1件患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :AH3(香港)型が出雲圏域、AH1(2009pdm)型が益田圏域と雲南圏域で検出されています。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスGUが検出されています。
○手足口病 :エンテロウイルス71型が検出されています。
○咽頭結膜熱 :アデノウイルス2型が検出されています。
○熱性疾患 :ヒトメタニューモウイルス、パラインフルエンザウイルス2型、エコーウイルス7型、コクサッキーウイルスB4型、アデノウイルス1型及び5型が検出されています。
○肺・気管支炎 :RSウイルス、エコーウイルス7型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ増加増加横這 増加横這
感染性胃腸炎横這横這横這 横這報告なし×
A群溶連菌咽頭炎増加横這増加 横這横這
手足口病横這横這横這 横這報告なし×
RSウイルス感染症横這横這横這 横這報告なし×
流行性耳下腺炎横這横這×横這 横這報告なし×
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例
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