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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2017年 第49週 (12/4〜12/10) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が1件(出雲圏域)、 デング熱が1件(出雲圏域・輸入症例)、 破傷風が1件(出雲圏域)、 侵襲性肺炎球菌感染症が1件(浜田圏域)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○インフルエンザ :県内全域(2.5)の患者報告数は増加しています。 益田圏域(8.2)で流行しているほか、松江圏域(3.0)、出雲圏域(1.6)、隠岐圏域(1.0)、雲南圏域(0.7)、大田圏域(0.3)および浜田圏域(0.2)で患者発生報告があります。 すべての圏域でA型が検出(迅速診断)されているほか、出雲ではB型も検出(迅速診断)されています。 手洗い・咳エチケット等、感染予防を心掛けましょう。
○感染性胃腸炎 :県内全域(6.8)の患者報告数はやや増加しています。 浜田圏域および隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。 手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(3.7)の患者報告数は増加しています。 隠岐圏域(9.0)で警報レベル(8.0)以上の流行となっているほか、出雲圏域(7.6)、松江圏域(4.0)および雲南圏域(4.0)でやや流行しています。 また、大田圏域(0.5)、浜田圏域(0.3)および益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○手足口病 :県内全域(1.2)の患者報告数は横ばいです。 出雲圏域(2.2)、松江圏域(1.9)および雲南圏域(1.5)で患者発生報告があります。
○流行性耳下腺炎 :県内全域(0.4)の患者報告数は横ばいです。 大田圏域(1.5)および出雲圏域(1.2)で患者発生報告があります。
○RSウイルス感染症 :県内全域(0.4)の患者報告数は横ばいです。 雲南圏域(1.5)、出雲圏域(0.8)および益田圏域(0.7)で患者発生報告があります。
○水痘 :雲南圏域(2.0)および出雲圏域(1.2)でやや流行しているほか、松江圏域(0.3)、浜田圏域(0.3)および益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○感染性胃腸炎(ロタ) :出雲圏域(0.5)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :AH3(香港)型インフルエンザウイルスが出雲圏域で検出されています。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスGUが検出されています。
○手足口病 :コクサッキーウイルスA16型が検出されています。
○熱性疾患 :アデノウイルス2型が検出されています。
○肺・気管支炎 :RSウイルス、ヒトメタニューモウイルス、コクサッキーウイルスB4型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ横這横這横這 横這横這
感染性胃腸炎横這横這横這 横這報告なし×
A群溶連菌咽頭炎増加横這増加 横這増加
手足口病横這横這横這 横這×報告なし×
流行性耳下腺炎横這横這×横這 横這報告なし×
RSウイルス感染症横這横這×横這 横這報告なし×
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
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