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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2017年 第43週 (10/23〜10/29) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が1件(益田圏域)、侵襲性肺炎球菌感染症が1件(松江圏域)報告 されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○感染性胃腸炎 :県内全域(4.8)の患者報告数は横ばいです。松江圏域(9.1)、大田圏域(6.0)でやや流行しているほか、浜田圏域および隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
○RSウイルス感染症 :県内全域(3.4)の患者報告数は増加しています。雲南圏域(9.5)および松江圏域(6.1)で定点あたり5.0を超える流行となっているほか、出雲圏域(3.0)で流行しています。また、益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。乳幼児を中心に冬季に向けて流行する疾患として注意が必要です。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(1.8)の患者報告数はほぼ横ばいです。隠岐圏域(5.0)、松江圏域(2.9)、出雲圏域(2.6)および雲南圏域(2.0)でやや流行しています。
○手足口病 :県内全域(1.7)の患者報告数はほぼ横ばいです。松江圏域(2.3)、雲南圏域(2.0)、浜田圏域(2.0)、出雲圏域(1.8)および大田圏域(1.5)でやや流行しているほか、益田圏域(0.3)で患者報告があります。
○ヘルパンギーナ :雲南圏域(2.0)および松江圏域(0.4)で患者発生報告があります。
○流行性耳下腺炎 :県内全域(0.5)の患者報告数はほぼ横ばいです。出雲圏域(2.0)および雲南圏域(1.0)で患者発生報告があります。
○マイコプラズマ肺炎 :益田圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
○無菌性髄膜炎 :出雲圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスGU、アデノウイルス3型が検出されています。
○手足口病 :コクサッキーウイルスA16型が検出されています。
○熱性疾患 :RSウイルス、パラインフルエンザウイルス1型、ライノウイルスが検出されています。
○肺・気管支炎 :RSウイルス、パラインフルエンザウイルス1型、ライノウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
感染性胃腸炎横這横這横這 横這報告なし×
RSウイルス感染症横這増加減少 減少報告なし×
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這×横這
手足口病横這増加横這 横這横這×
ヘルパンギーナ横這横這横這 横這×報告なし×
流行性耳下腺炎横這横這×横這 減少×報告なし×
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
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