○感染性胃腸炎 ：県内全域(4.8)の患者報告数は増加しています。松江圏域(7.4)、雲南圏域(6.0)、大田圏域(5.5)および出雲圏域(5.0)でやや流行しているほか、益田圏域(3.7)で患者発生報告があります。手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。

○RSウイルス感染症 ：県内全域(2.4)の患者報告数はほぼ横ばいです。出雲圏域(3.8)、雲南圏域(3.5)および松江圏域(3.3)で流行しているほか、益田圏域(1.3)および浜田圏域(0.7)で患者発生報告があります。例年、乳幼児を中心に冬季に向けて流行する疾患として注意が必要です。

○A群溶連菌咽頭炎 ：県内全域(1.7)の患者報告数はほぼ横ばいです。出雲圏域(3.2)および松江圏域(2.7)でやや流行しているほか、大田圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。

○手足口病 ：県内全域(1.5)の患者報告数はほぼ横ばいです。浜田圏域(2.7)、大田圏域(2.5)、出雲圏域(1.8)、雲南圏域(1.5)および松江圏域(1.3)でやや流行しています。

○ヘルパンギーナ ：出雲圏域(0.8)、松江圏域(0.4)および浜田圏域(0.3)で患者発生報告があります。

○流行性耳下腺炎 ：県内全域(0.3)の患者報告数は減少しています。出雲圏域(0.4)、浜田圏域(0.3)および松江圏域(0.1)で患者発生報告があります。

○流行性角結膜炎 ：浜田圏域の眼科定点で1件患者発生報告があります。

○無菌性髄膜炎 ：出雲圏域(0.5)の基幹病院定点で患者発生報告があります。

○感染性胃腸炎 ：ノロウイルスG�Uが検出されています。

○熱性疾患 ：RSウイルス、アデノウイルス1型,2型が検出されています。

○肺・気管支炎 ：RSウイルス、ヒトメタニューモウイルス、アデノウイルス1型,2型が検出されています。