○感染性胃腸炎 ：県内全域(5.8)の患者報告数はほぼ横ばいですが、大田圏域(10.5)、松江圏域(7.4)及び出雲圏域(7.4)等、浜田圏域及び隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。

○A群溶連菌咽頭炎 ：県内全域(1.2)の患者報告数はほぼ横ばいですが、松江圏域(2.3)及び出雲圏域(2.0)でやや流行しているほか、浜田圏域(0.3)で患者発生報告があります。

〇咽頭結膜熱 ：県内全域(1.1)の患者報告数は第34週に比べやや増加しています。出雲圏域(1.8)で警報終息基準値(1.0)を超える流行が続いているほか、大田圏域及び隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があり注意が必要です。

○流行性耳下腺炎 ：県内全域(0.8)の患者報告数は過去5年間の同期に比べ多い状況が続いています。出雲圏域(1.2)、松江圏域(1.1)、雲南圏域(1.0)及び大田圏域(1.0)でやや流行しているほか、浜田圏域(0.3)で患者発生報告があり注意が必要です。

○伝染性紅斑 ：松江圏域(1.3)、出雲圏域(0.6)及び益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。

○手足口病 ：松江圏域(1.0)、出雲圏域(0.4)及び浜田圏域(0.3)で患者発生報告があります。

○流行性角結膜炎 ：出雲圏域(2.0)及び松江圏域(1.0)で患者発生報告があるほか、学校欠席者情報収集システムによると、松江・雲南・出雲圏域で患者発生報告があります。手洗い等感染予防を心掛けましょう。

○マイコプラズマ肺炎 ：雲南圏域(1.0)及び大田圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告が続いています。

○感染性胃腸炎 ：サポウイルス及びアストロウイルスが検出されています。

○咽頭結膜熱 ：アデノウイルス1型、2型及び3型が検出されています。

○熱性疾患 ：発熱症状を伴う胃腸炎及び咽頭炎からコクサッキーウイルスB5型が検出されています。

○肺・気管支炎 ：ヒトメタニューモウイルス及びライノウイルスが検出されています。8月に入りRSウイルスが検出されています。

○無菌性髄膜炎 ：中部の成人及び幼児から、エコーウイルス4型が検出されています。