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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2015年 第41週 (10/5〜10/11) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が4件[1](松江圏域1件、雲南圏域1件、益田圏域1件、隠岐圏域1件[1])、梅毒が1件(松江圏域)、侵襲性肺炎球菌感染症が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○RSウイルス感染症 :県内全域(1.7)の患者報告数は第38週をピークに減少傾向ですが、出雲圏域(3.6)で流行しているほか、松江圏域(2.6)及び雲南圏域(2.0)で患者発生報告があり注意が必要です。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(2.0)の患者報告数は第40週に比べ増加しています。
○手足口病 :県内全域(1.3)の患者報告数は第40週に比べやや増加しており、益田圏域(5.0)で警報レベル(5.0)を超える流行となっているほか、浜田圏域(1.3)、出雲圏域(1.0)、雲南圏域(1.0)及び松江圏域(0.7)で患者発生報告があり注意が必要です。
○咽頭結膜熱 :出雲圏域(2.2)で増加しているほか、益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○ヘルパンギーナ :出雲圏域(1.0)、松江圏域(0.4)及び益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○感染性胃腸炎 :県内全域(4.7)の患者報告数は第40週に比べやや増加しています。
○流行性角結膜炎 :出雲圏域(1.0)で患者発生報告があります。
○細菌性髄膜炎 :出雲圏域(0.5)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
○マイコプラズマ肺炎 :雲南圏域(1.0)及び出雲圏域(0.5)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○無菌性髄膜炎 :東部・中部でエコーウイルス3型、18型が、さらに中部ではコクサッキーウイルスB5型も検出されています。
○ヘルパンギーナ :東部・中部でコクサッキーウイルスA10型が検出されています。このウイルスは発疹症からも検出されています。
○手足口病 :検出数は減少していますが、東部・西部でコクサッキーウイルスA6型、中部でコクサッキーウイルスA16型が検出されています。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスG1、エコーウイルス16型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
RSウイルス感染症減少減少横這 横這×横這×
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這減少×
手足口病横這横這横這 横這横這×
咽頭結膜熱横這報告なし×横這 横這報告なし×
ヘルパンギーナ横這横這横這 横這報告なし×
感染性胃腸炎横這横這横這 横這報告なし×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
RSウイルス感染症発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ
咽頭結膜熱発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ
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