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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
腸管出血性大腸菌感染症(O157)が1件(益田圏域)、E型肝炎が1
件(出雲圏域)、レプトスピラ症が1件(出雲圏域)報告されていま
す。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○RSウイルス感染症
:県内全域(2.0)の患者報告数は第38週に比べ減少していますが、出雲圏域(4.2)及び松江圏域(3.1)で流行しているほか、
隠岐圏域(1.0)及び雲南圏域(0.5)で患者発生報告があり注意が必要です。
○A群溶連菌咽頭炎
:県内全域(1.0)の患者報告数は第38週に比べ減少していますが、松江圏域(2.3)で流行して
いるほか、隠岐圏域(2.0)、出雲圏域(0.8)及び益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○手足口病
:県内全域(1.3)の患者報告数は8月上旬(第32週)をピークに減少していますが、雲南圏域(3.0)、
益田圏域(3.0)及び隠岐圏域(2.0)で定点当り2.0人を超える流行となっており、引き続き注意が必要です。
○ヘルパンギーナ
:出雲圏域(0.4)、松江圏域(0.3)及び浜田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○感染性胃腸炎
:県内全域(2.8)の患者報告数は第38週に比べ減少しています。
○流行性角結膜炎
:松江圏域(4.0)で患者報告数が増加しているほか、浜田圏域(1.0)で患者発生報告があります。
○無菌性髄膜炎
:大田圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
○無菌性髄膜炎
:東部でエコーウイルス18型、中部でエコーウイルス3型、18型が検出されています。両ウイルスは発疹症からも検出されています。
○肺・気管支炎
:8月下旬以降、東部・中部でRSウイルスが検出されています。
○ヘルパンギーナ
:東部・中部でコクサッキーウイルスA10型が検出されています。
○手足口病
:検出数は減少していますが、東部・西部でコクサッキーウイルスA6型、中部でコクサッキーウイルスA16型が検出されています。
○感染性胃腸炎
:ノロウイルスG1、G2、サポウイルス、エンテリックアデノウイルスが検出されています。
○咽頭炎
:コクサッキーウイルスA2型、エコーウイルス3型、16型、18型が検出されています。