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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2015年 第31週 (7/27〜8/2) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が3件[2](松江圏域2件[2]、出雲圏域1件)、腸管出血性大腸菌感染症(0157)が1件(出雲圏域)、侵襲性インフルエンザ菌感染症が1件(浜田圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○手足口病 :県内全域(5.7)の患者報告数は第29週をピークにやや減少傾向ですが、3週連続で警報レベル(5.0)を超える流行が続いています。 特に、出雲圏域(12.6)、松江圏域(5.9)及び雲南圏域(5.0)で警報レベル(5.0)を超える流行が続いているほか、 大田圏域(4.5)も警報解除レベル(2.0)を超える流行が続いており、引き続き注意が必要です。
○咽頭結膜熱 :県内全域(0.6)の患者報告数は減少傾向です。4月中旬以降警報レベル(3.0)を超える流行が続いていた出雲圏域(2.4)では、 第27週をピークに減少傾向ですが、警報解除レベル(1.0)を超える流行が続いています。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(1.6)の患者報告数は例年の同期と比較し多い状態が続いていますが、減少傾向です。
○感染性胃腸炎 :県内全域(5.2)の患者報告数は第30週に比べ増加しています。
○伝染性紅斑 :雲南圏域(0.5)及び益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
〇ヘルパンギーナ :松江圏域(1.4)、隠岐圏域(1.0)、出雲圏域(0.4)及び益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
〇流行性角結膜炎 :松江圏域(2.0)及び浜田圏域(1.0)で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○手足口病 :東部・中部・西部でコクサッキーウイルスA16型が検出されています。
○伝染性紅斑 :東部・中部でヒトパルボウイルスB19型が検出されています。
○肺・気管支炎 :パラインフルエンザ1型、3型、ライノウイルスが検出されています。
○咽頭結膜熱 :東部の患者からアデノウイルス1型が検出されています。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスG1、G2が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
手足口病横這減少増加 横這横這
咽頭結膜熱減少横這×減少 横這報告なし×
A群溶連菌咽頭炎減少減少横這 減少横這×
感染性胃腸炎横這横這横這 横這横這
伝染性紅斑横這横這×横這 横這報告なし×
ヘルパンギーナ横這横這横這 横這横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
手足口病発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
感染性胃腸炎発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ
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