⇒ 印刷用PDF版
1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
結核が3件(出雲圏域1件、益田圏域1件、隠岐圏域1件)報告されて
います。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○手足口病
:県内全域(2.3)の患者報告数は第24週に比べ減少していますが、大田圏域(6.5)では警報レベル(5.0)を超える流行が第22週以降続いています。また、出雲圏域(3.8)及び浜田圏域(3.3)で定点当り2.0人を超える流行が続いており、引き続き注意が必要です。
○A群溶連菌咽頭炎
:県内全域(2.9)の患者報告数は例年の同期と比較し多い状態が続いており、松江圏域(4.3)で定点当り4.0人を超える流行となっています。
○咽頭結膜熱
:県内全域(1.1)の患者報告数はほぼ横ばいですが、出雲圏域(4.2)では警報レベル(3.0)を超える流行が4月中旬以降続いており注意が必要です。
○感染性胃腸炎
:県内全域(5.2)の患者報告数は第23週以降減少傾向ですが、大田圏域(10.0)で患者報告数が定点当り10.0人を超える流行となっています。
○流行性耳下腺炎
:益田圏域(0.7)、出雲圏域(0.6)及び松江圏域(0.1)で患者発生報告があります。
○流行性角結膜炎
:松江圏域(5.0)で患者発生報告があります。
○手足口病
:検出数は少なくなりましたが、浜田圏域の患者からはコクサッキーウイルスA16型、松江・雲南・出雲圏域の患者からはコクサッキーウイルスA6型が主に検出されています。
○咽頭結膜熱
:アデノウイルス5型が検出されています。
○感染性胃腸炎
:アストロウイルス、A群ロタウイルス、ノロウイルスG1が検出されています。