○インフルエンザ ：★インフルエンザ流行注意報を発表中です。★
県内全域の患者報告数(4.3)は第10週まで減少傾向でしたが、第11週は増加しています。大田圏域(7.0)で多い状態が続いており、出雲圏域(5.0)、松江圏域(4.8)、雲南圏域(4.3)、益田圏域(4.2)及び浜田圏域(2.2)では第10週に比べ増加しています。今後、B型の患者の増加が考えられますので、引き続き手洗い等の感染予防を心掛けましょう。

○手足口病 ：県内全域の患者報告数(2.2)は増加しており、例年の同時期と比べ、多い状態が続いています。雲南圏域及び隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。益田圏域(4.0)、松江圏域(3.6)及び出雲圏域(2.2)で患者報告数が多い状態が続いています。

○A群溶連菌咽頭炎 ：県内全域の患者報告数(4.8)は第10週に比べやや減少していますが、多い状態が続いてます。松江圏域(7.7)で定点当り5.0人を超える流行が続いており、雲南圏域(4.5)及び益田圏域(4.3)でも多い状態となっています。

○感染性胃腸炎 ：★冬季の食中毒注意報を発表中です。★
県内全域の患者報告数(5.7)はやや減少傾向です。大田圏域(13.0)、松江圏域(7.0)及び出雲圏域(5.4)で定点当り5.0人を超える流行が続いています。また、益田圏域の基幹定点からロタウイルスの患者発生報告が2件あります。

○RSウイルス感染症 ：浜田圏域(2.0)及び益田圏域(1.0)で定点当り1.0人以上の流行となっています。

○インフルエンザ ：検出株はほとんどA香港型ですが、第6週に益田圏域でB型が検出されています。

○手足口病 ：松江及び出雲圏域の患者からコクサッキーウイルスA6型が検出されています。

○感染性胃腸炎 ：ノロウイルスG2が主に検出されていますが、A群ロタウイルス、サポウイルス、ノロウイルスG1も検出されています。