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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2014年 第51週 (12/15〜12/21) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
※保健所受理日により集計しています。全国週報とは異なる場合があります。
 結核が3件(松江圏域1件、浜田圏域1件、大田圏域1件)、レジオネ ラ症が1件(出雲圏域)、梅毒が1件[1](大田圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○感染性胃腸炎 :★島根県薬事衛生課から食中毒注意報が発表されています。★ 県内全域の患者報告数(13.7)は増加傾向です。隠岐圏域では警報レベル(20.0)の流行 となっています。益田圏域(18.3)、大田圏域(17.0)、松江圏域(16.1)及び出雲圏域(11.0) で定点当り10.0人を超える流行が続いています。手洗いを十分に行い、食品の取り 扱いに注意しましょう。  
○インフルエンザ :県内全域の患者報告数(2.9)は増加しています。出雲圏域(6.7)、雲南圏域(4.0)、大 田圏域(3.3)、浜田圏域(2.6)及び松江圏域(1.5)で患者発生報告があります。
○水痘 :県内全域の患者報告数(1.4)は増加傾向です。出雲圏域(4.4)は注意報レベル(4.0) を超える流行となっています。
○流行性耳下腺炎 :隠岐圏域(3.0)では注意報レベル(3.0)の流行となっています。益田圏域(2.0)、浜田 圏域(0.3)及び松江圏域(0.1)で患者発生報告があります。
○RSウイルス感染症 :県内全域の患者報告数(2.5)は減少傾向です。出雲圏域(4.8)及び松江圏域(4.0)で患 者報告数が多い状態が続いています。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域の患者報告数(3.7)は11月中旬からほぼ横ばいです。雲南圏域及び大田圏域 を除く各圏域で患者発生報告があり、松江圏域(7.4)で患者報告数が多い状態が続い ています。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :第47週以降東部・中部でA香港型が検出されています。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスG2、サポウイルス、A群ロタウイルス、エコー25型が検出されています。
○肺・気管支炎 :RSウイルス、アデノウイルス2型が検出されています。
○咽頭炎 :アデノウイルス2型、コクサッキーウイルスB1型が検出されています。
○手足口病 :第47週に東部でコクサッキーウイルスA5型が検出されました。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部
感染性胃腸炎増加増加横這 増加
インフルエンザ横這横這横這 横這
水痘横這横這増加 横這×
流行性耳下腺炎横這横這横這× 横這
RSウイルス感染症減少減少減少 横這
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 減少

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ インフルエンザ発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ
流行性耳下腺炎発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
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