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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2014年 第27週 (6/30〜7/6) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が3件(出雲圏域2件、益田圏域1件)、レジオネラ症が1件(出雲 圏域)、梅毒が2件[1](松江圏域)、破傷風が1件(出雲圏域)報告され ています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○手足口病 :松江圏域(1.0)で患者発生報告があります。
○感染性胃腸炎 :県内全域の患者報告数(7.0)はやや減少しています。隠岐圏域を除く各圏域で患者発 生報告があり、松江圏域(11.4)及び出雲圏域(9.6)で患者報告数が多い状態が続いて います。
○咽頭結膜熱 :出雲圏域(1.0)、益田圏域(1.0)及び松江圏域(0.9)で患者発生報告があります。
○ヘルパンギーナ :県内全域の患者報告数(4.6)は増加しています。隠岐圏域(20.0)及び松江圏域(7.4)で は警報レベル(6.0)を超える流行となり、注意が必要です。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域の患者報告数(3.4)は増減を繰り返しています。松江圏域(7.7)で患者報告数 が多い状態が続いています。
○水痘 :益田圏域(1.7)、出雲圏域(0.6)、雲南圏域(0.5)及び松江圏域(0.3)で患者発生報告が あります。
3)主な病原体の分離状況等
○手足口病 :エンテロウイルス71型、パレコウイルス3型が検出されています。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスG2型の検出が増加しています。その他、サポウイルス、A群ロタウイル ス、エンテリックアデノウイルスが検出されています。
○ヘルパンギーナ :東部でコクサッキーウイルスA4型、A10型が、中部でコクサッキーウイルスA4型が検 出されています。
○熱性疾患 :コクサッキーウイルスA4型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部
手足口病横這横這横這× 横這×
感染性胃腸炎横這減少横這 横這
咽頭結膜熱減少減少減少 横這
ヘルパンギーナ急増急増増加 増加
A群溶連菌咽頭炎横這増加横這 減少
水痘横這横這横這 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
手足口病発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
ヘルパンギーナ発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ
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