島根県感染症情報：2012年26週週報

１）全数報告感染症（１～５類感染症）[ ]は無症状病原体保有者を再掲

　結核が5件[3](松江圏域4件[2]、浜田圏域1件[1])、腸管出血性大腸菌感染症が2件[1] (O157：雲南圏域1件、O157：益田圏域1件[1])、日本紅斑熱が1件(出雲圏域) 報告されています。

２）定点報告５類感染症

○咽頭結膜熱 ：県内全域で患者数は減少し、散発的な発生となりました。

○ヘルパンギーナ ：東部・中部で報告患者数はさらに増加しました。先行して流行した西部では減少し、散発的な発生となりました。

○A群溶連菌咽頭炎 ：報告患者数は減少し、散発的な発生です。

○感染性胃腸炎 ：県内全域で漸減傾向が続いています。

○伝染性紅斑 ：松江・出雲圏域で患者発生が認められます。

○マイコプラズマ肺炎　：雲南・浜田圏域で報告患者数がありました。

○ヘルパンギーナ ：コクサッキーウイルスA4型が検出されています。

○無菌性髄膜炎 ：コクサッキーウイルスB5型が検出されています。

○手足口病 ：コクサッキーウイルスA10型が検出されています。

○感染性胃腸炎 ：ノロウイルスG2型、腸管アデノウイルス、A群ロタウイルス、アストロウイルス、サポウイルスが検出されています。

○熱性疾患 ：コクサッキーウイルスB5型、RSウイルス、パラインフルエンザウイルス2型、ライノウイルス、ヒトボカウイルスが検出されています。

主な感染症の流行状況

記号の説明
◎：流行、○：やや流行
△：散発、×：患者発生なし

過去４週の流行の推移

：急増

：増加傾向

：急減

：減少傾向

：横這

：報告なし