島根県感染症情報：2012年16週週報

１）全数報告感染症（１～５類感染症）[ ]は無症状病原体保有者を再掲

　結核が1件(松江圏域)報告されています。

２）定点報告５類感染症

○インフルエンザ ：出雲・大田・隠岐圏域では定点当たりの報告患者数が3.0人以上と横這いで、第16週には7つの学校で閉鎖措置がとられました。
第16週の学級閉鎖情報

○感染性胃腸炎 ：東部・中部・隠岐で報告患者数が増加し、昨年末の第50週のピークを越える流行となっています。

○伝染性紅斑 ：東部で流行しています。浜田・益田圏域で患者報告がありました。

○A群溶連菌咽頭炎 ：東部では報告患者数がなく、中部・西部では散発的な患者発生になりました。

○水痘 ：県内全域で報告患者数に変化はなく、横這いです。

○インフルエンザ ：4月にはいってB型のみが検出されています。

○感染性胃腸炎 ：ノロウイルスG2型、腸管アデノウイルス、アストロウイルス、A群ロタウイルスが検出されており、 A群ロタウイルスの検出率が高くなっています。

○気管支炎・RSｳｲﾙｽ感染症 ：RSウイルスが検出されています。

○咽頭炎、熱性疾患 ：エコーウイルス7型が検出されています。

○麻しん（疑） ：パルボウイルスB19が検出されています。

主な感染症の流行状況

記号の説明
◎：流行、○：やや流行
△：散発、×：患者発生なし

過去４週の流行の推移

：急増

：増加傾向

：急減

：減少傾向

：横這

：報告なし