島根県感染症情報：2011年50週週報

１）全数報告感染症（１～５類感染症）

　結核が3件[うち無症状病原体保有者が2件](雲南圏域2件、大田圏域1件)、ブルセラ症が1件(出雲圏域)報告されています。

２）定点報告５類感染症

○インフルエンザ ：中部で報告患者数が増加しています。特に雲南圏域で多く、県内では今シーズン初となる小学校での学級閉鎖がありました。第50週の学級閉鎖情報

○RSウイルス感染症 ：東部・中部で報告患者数がさらに増加し、大きな流行となっています。

○感染性胃腸炎 ：県内全域で流行しています。定点当たりの報告数は16.1人で、全国の中でも高いレベルにあります。

○水痘 ：東部・西部でも報告患者数が増加し、県内全域で流行しています。

○伝染性紅斑 ：東部、西部で患者報告が続いています。

○マイコプラズマ肺炎　：浜田圏域で患者報告が続いています。

○インフルエンザ ：A香港型（AH3)が検出されています。

○感染性胃腸炎 ：ノロウイルスG2型が多数、検出されています。

○気管支炎 ：RSウイルスが検出されています。

○熱性疾患 ：ヒトメタニューモウイルス、RSウイルス、コクサッキーウイルスB3が検出されています。

主な感染症の流行状況

記号の説明
◎：流行、○：やや流行
△：散発、×：患者発生なし

過去４週の流行の推移

：急増

：増加傾向

：急減

：減少傾向

：横這

：報告なし